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インド

8年前の2月、単身でインド旅行をしました。
偶々その年はヒンドゥー教の100年に一回の祭り?の年でした。
4日間という短い休みだったので、世界遺産になっているタージマハルではなく、ガンジス川で有名なバラナシへ。


そこで、ガンジス川の神に捧げる火の踊りなど、ヒンドゥー教の祭儀を目の当たりにして、強烈な、原色の信仰がインドの人々の原動力になっていることを肌で感じました。
「人間の基本は信仰心」だということを、見せつけられた瞬間です。


翌朝、舟に乗ってガンジス川の沖で日の出を拝みました。
ガンジス川の川幅は広く、外洋みたいに向こうが見えないんです。そこから見える太陽の清らかさと、死体もごみも全部流すガンジス川の寛容さに、自分の悩みがとても小さく感じられて、ただただこの景色に立ち会えた感謝しかありませんでした。


インドを一言で表すと「混沌」です。宗教はイスラム教、ヒンドゥー教、仏教など、言語もヒンドゥー語と英語など、他民族、多様性が混在して成り立っています。
道は人以外にも牛や犬など動物も結構居て、牛が道路の真ん中から動かなくて渋滞が起きるなんて日本では絶対見られない光景が新鮮でした。
悪徳タクシーに捕まったり、五体投地で巡礼する人が居たり、4日間で色々ありすぎて今でも昨日のことのように覚えています(笑)


子供がもう少しちゃんとしてきたら、海外を見せてあげたいな、と思います。カルチャーショックを受けるだろうなぁ・・・
でも世界の中の日本、自分を考える良い契機になるだろうと思います。私がそうであったように。

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