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茶道お稽古雑感

先日は今年初めての茶道のお稽古でした。
久しぶりでもなぁんとなく手が動いて、細くとも続けることが大事なのだな、と思いました😅


今回のお稽古のお軸は「紅炉一点雪」
意味は、真っ赤に燃え盛った炉の上に一片の雪がひらひら舞い落ちてくる。雪は一瞬のうちに溶け、その風情がはかなく感じられる。私たちの命もまたこの雪のように、永遠に続く時間の中では一瞬でしかなく、はかないものだということだそうです。


溶ける雪を見てここまで深く考えられる昔の人ってスゴイ!
ここ100年で急激に文明は進みましたが、「便利」で「快適」な生活は果たして「進化」と言えるのでしょうか。
古典を読んだり、歌を作っていると、人間の野生・・・五感の感度の違いを感じます。


ある登山家のインタビューで、
「自分を殺すというか、五感を研ぎ澄ませて、いかに自然のサインを感じるかが大事なだけで。そうすれば、今日は遊ばせてくれるのか、それとも待機していた方がいいのか、アラスカの自然が教えてくれるんです。」


この感覚、すごく分かる!
登山してると、五感が敏感になるというか、研ぎ澄まされるというか。眠っていた人間の野生が目覚める感覚がありますね☝️
茶道とは話がズレてしまいましたが、お軸ひとつとっても教えられることが多いです。


最近、「知らない」って罪だと思いました。
神社に関わっていると、貴重なものを見せて頂いたり、体験させて頂く機会がままにあるのですが、自分がよく知らないばかりに勿体ないことをしたなー😱と思うことがままにありまして・・・。お勉強させていただく機会があることに感謝です🙏

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