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社会人になって初めて休んでみた話

※会社の社員ブログ向けの記事をこちらにも載せてます。

4月で入社12年目に突入の峯田です。
最近は既存の看板事業の中でも特に、安全点検/申請領域を
どう成長させるかに特化して考えています。
仕事をしながら、中島みゆきをエンドレスに聞いてます。

序章:タイトルについて(休んでみた背景)

弊社には、10years MyStoryといって、勤続10年を突破すると
30万円と連続した10日の休みが支給されるという制度があります。
その期間で自分の人生を見つめ直すきっかけとなってほしい
という願いが込められてます。
ありがたいことに、私も去年取得してとても良い経験をしました。
(土日含んで2021年5月8日~5月23日までの大連休です)
せっかくなので今回はそこで得たものについて話したいと思います。

1.休み前の自分の囚われ

自分の最大の囚われは、
「仕事で価値を発揮しなければ存在する意味が無い」
ということでした。
楽しくやりがいを持って仕事をしてはいましたが
深いところでは、その恐怖観念から
長時間働くことで自分を満たし続けていました。
結果として、数年前に家族に迷惑をかけ大揉めしたことがありました。
そんなことがあり、このままでは誰も幸せにすることはできないと悟り、
そんな囚われから抜け出したいと考えていたタイミングで
導かれるようにこの休み期間をいただくことになりました。

2.休み入って数日のモヤモヤ

正直言って、Slackが気になって仕方ありませんでした。
仕事の連絡をDMでしてしまう時もありました。
でも、これではせっかくお休みをいただいているのに
何の意味があるのだろうか。
誰もそんなことは望んでいない。
目の前の小さな貢献に飛びつくことは小善で、自分を正当化しているだけ。
そう思い直して、一切Slackを見ることをやめてみました

3.自分を見つめ直す旅が始まる

さまざまなセッションや参拝、内省を通して自分を見つめ直しました。
前半は何かを得ないと休んでいる意味が無いし、
休ませてくれてるみんなに申し訳ない。そう思って少し焦ってました。
でも後半で、そう思っている自分そのものが囚われと気づき
とあるタイミングから本当の意味で休息をいただくことができました。
入社して10年で、初めて本当に休んだのでは無いかと思います。
※この期間に様々な人とたくさんお話をさせてもらいました。
 心当たりある方々、本当にありがとうございました!!
 皆さんとの時間がきっかけとなり、本記事最終章へ繋がってまいります。

4.休み明け直後何を思っていたか

実は当初は、人生を通してどんな人間になりたいかを固めるという
目標を立てて休み期間に入りました。
ですが、何かを得ようとすることを手放していたので
当初の目標を達成するところまでは至りませんでした。
それが逆に、自分自身を本当に深く見つめ直すことに繋がり、
自己理解がとても進みました。
「仕事で価値を発揮しなければ存在する意味が無い」と
考える自分から少しは脱却できたと思います。
自分はどう生きるのか。どう在りたいのか。
まだ明確には見えていないが、焦らずいこうと思いました。

5.そこからさらに半年が経過、2021年の年末を迎える

ここ数年間色々な葛藤はありましたが、
今は、自分が責任を持っている事業領域に対して
社会的、個人的にも意義を感じますし自分が携わる意味も感じています。
何より自己決定感が今までと格段に違います。
そんな精神状態で、2022年そして生涯かけてどんな人間になりたいか。
自分はどう在りたいのか。
そんな大きな問いに年末年始で再度向き合うことにしました。
結果として、
人生を通してどんな人間でありたいかを設定することができました。

最終章:人生を通してどんな人間でありたいか

◆使命(パーソナルミッション)
人の輝きを信じ、一隅を照らし合う調和した世界へ導く
◆設定の背景/想い
各自が輝くべき場所で、ポテンシャルを最大限に発揮した状態でいれば、
勝手に良い世界になっていくと思う。
それが自分が定義した「一隅を照らし合う調和した世界」
各自が輝くべき場所で輝けるよう、自分は「相手以上に相手を信じる」
人が元々持っているその輝きを、本人に伝え続けることで、
人のポテンシャルを最大化する。
自分が過去色々な人から信じてもらえた結果今があり辿り着いた。

そんなことを大テーマとして掲げながら
日々人生で起きる様々なことに、誠実に向き合っていこうと思っています。
とても良い気づきを得た1年でした。

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