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白木優子さん、単独インタビュー

白木優子さんのピンク映画作品を観た時から、
その豊かな表情、演技力に魅せられて、
是非に、なにがなんでも特集したい!取材したい!
そんな一念で漕ぎ着け、
事務所さんと交渉、スケジュール調整など、一年かけて実現させた企画です。

広く世間の方かだにも、
映画女優「白木優子」と言う女性を知って頂ける
取材になったと思ってます。

※2022/6/17の収録になります。


■質問①『ピンク映画ご出演以前に観たことはありましたか? また、ご出演のきっかけは?』

白木:「(ピンク映画の)存在は知っていましたが、観たことはありませんでしたね。はい。きっかけは、事務所からのオファーですが、演劇をやっていたので、舞台挨拶とか、そういうものに、憧れがあり、是非やりたい!!と思いましたね。


■質問②『ピンク映画と言えば、短期撮影、低予算、安い出演料ですが、それは承知でしたか? また、ピンク映画の撮影現場はどうでしたか?』

白木:「そうですね。演劇って儲からないじゃないですか(笑)はい、知ってたので。
(ピンク映画の現場は)最初の顔合わせ、台本読みのとき、あの「四十路熟女性処理はヒミツ」その時の入った瞬間の空気が、めっちゃ怖かったんです(笑) あの竹洞(哲也)監督もお酒飲まないと、どちらかと言うと声がちっちゃいタイプじゃないですか。
寡黙で、今だったらシャイって言えるけど、そのときは怖い!っていうイメージだったので、全く喋らないし『ああ、じゃあ結構です』っていう(笑) 
下から行きました(笑)でも、しっかりしなきゃ!と思って台本読みもしっかりやって、帰るときに
『じゃあ、よろしくお願いします』って言ったときに『現場に台本持ってこないでね』って、ボソッと言われたんですよ。『エッ?!』っと思って『全部憶えて行ってね』みたいな感じで言われて『わ…怖っ!』って思って(笑) 
あとから聞いたら、その撮影の途中でリリーさん(女優・倖田李梨)とかに『私こういうふうに言われて、めっちゃ怖かったんですよ』っていう話をしたんですよ。そしたら、憶えて来なくって、すごい迷惑をかけた女優さんがいたらしくて。
クギを刺すじゃないけど、私が初めてというのもあり言ってみたらしいんですけど(なので最初の竹洞監督の印象は)だいぶ悪かったですね(笑) 
そのときが、アテレコから(同録に)変わった時期?(2015年ごろ)で、助監督さんも結構、パニックだったらしく、バタバタしてて私自身も、衣装とか、間違えちゃいけないと思うから、めっちゃ念入りに、すごい書いたりしてややっていたんですよ。
それが、やっぱり『ピンク映画ってこんな大変なんだ』っていうのを、すごい感じました。
次を、その「四十路熟女性処理はヒミツ」をやったときは、香盤表もあって、で、そこに写真付きで衣装も書いてあったので、『安心!』とか思って(笑)
 だから最初がめちゃくちゃ大変だったんです。で確か仙台に泊まりだったんですよ。
泊まりっていうのも聞いてなくて私。『エ!?』と思って(笑) 
犬が居るので、『帰らなきゃ困る!』と思って、一泊はいいけど…みたいな感じで伝えて。次の日の、最終で帰りました。
仙台の駅前で、最後撮るんですけどリリーさんと一緒に『ワァッー!』って言って撮るシーンがあったんですけど、あのときだけ
何故か、五回ぐらいみんな間違えてるんですよ(笑)もうギリギリだっていうのに、五回NG出て、
もうバタバタして、やっと(発車)五分前くらい乗り込んだんです。」

──ある意味、竹洞組で、ピンクの洗礼を受けたんですね。

白木:「はい!洗礼受けましたね!!」


■質問③『前張りとか経験なさいましたか?』

白木:「それまでに経験がなく、どうやってやるのか分かんなかったので教えて貰いました。俳優さんが教えてくださって…なんか不思議でしたね。」

──(前張りをすることでカメラに映らないようになど)動きが規制されますよね?

白木:「はい、脚の動かし方とかですね。」

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続きは、本編完全版は販売誌にて掲載いたしましまので、よろしくお願いします。

※本文のコピー、掲載写真の転用や利用は固くお断り申し上げます。

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