亜急性甲状腺炎になった

だいぶ投稿がなかったのは体調を崩していたのとあちこち飛び回って(観劇含む)忙しかったからです
7月に亜急性甲状腺炎になり、ようやく11月になって完治(といっていいのか?)となったので備忘も兼ねて記録。


どんな病気?

喉にある甲状腺の病気です。亜急性という言葉を初めて聞いたのですがちょっと長期間症状が続くよというものですね

6月末に風邪をひいたあとずっと喉が痛い状態が続いて、しかし徐々に痛い位置が変わっていく…
普通の風邪なら喉の奥の方が痛いはず。でも喉の前の方が痛い
喉を触ると甲状腺が腫れている気がする
こんな状態が2週間ほど続き、喉の痛みは然程変わらないならがも甲状腺の腫れはだんだん大きく、硬くなってきたのがわかったので一度病院へいくことに。

病院へ

どうせなら一番強そうな病院行こうと思い
都内で甲状腺の病院と言ったら表参道の伊藤病院でしょうと受診

初診

伊藤病院すごい、常時全部稼働してるわけじゃないけど診察室が13個もあり待合室には200人くらいの待機が!!!
初診は診察まで約2時間待ち、その後採血と甲状腺のエコー検査をして終了。結果は後日。

再診①検査結果

血液検査とエコーの結果、亜急性甲状腺炎の診断
その時点での症状は「喉痛い」くらいだったので、ステロイド投薬は無しで様子見(飲み始めると辞めるまでが大変かつ女性が嫌がるデメリット:後述も多いため)となりました…が。

再診②症状悪化とステロイド投薬開始

再診から数日後、急激に以下の症状が出てきてまともに生活できる状態じゃないので再度病院へ

  • 体温が朝平熱より少し高め→夕方以降高熱(38度Over)に。を繰り返す

  • 腫れてる喉が常に痛い。嚥下時激痛。

  • 甲状腺がピンポン玉くらい腫れてきて触ると岩かってくらい硬い

  • なにもせず座ってるだけで動悸・息切れ

  • いつも通りの速度で歩けない(動悸がやばい、心臓ちぎれそう)

  • 喋ろうとすると1音で咳き込み1単語も続かない(声帯まで炎症?)

  • 常に汗だく(日中何度も着替えるレベル)

  • 体重が1日で0.3~0.5kgずつ減っていく

  • ずっと下痢

駆け込みだったので初診の先生(女性、やさしい)とは違う先生(男性、圧つよめ)に診てもらったのですが、
「なぜ初診の段階で薬を処方されていないのか。飲んでいれば症状悪化は防げたのに」と言われ私に言わないでくれる???となりました
同じ病院でも先生が変わると結構考え方が違いますね
QOL優先か、症状悪化を未然に防ぐのが優先か…

再診③ステロイド減薬開始→終了!

毎日3回おくすり飲めたねを使って薬を飲んだ甲斐があり、数値が落ち着いてきたので2週間単位で減薬フェーズに移行できました

お薬事情

処方されたのはプレドニゾロン錠5mgとムコスタ錠100mg
飲み始めたら翌日にはあらゆる症状が治まって元通りに!
効果がある薬があるってありがたいことですね。

数値が安定するまではしっかり飲んで、その後は徐々に摂取量を減らしていくフェーズに。ステロイドは急にストップすると宜しくないというので、薬飲むタイミングの管理がなかなか苦労しました
<私のステロイド投薬状況>
6週間:20mg/日(朝2錠、昼夜1錠)
2週間:15mg/日(朝2錠、昼1錠)
2週間:10mg/日(朝1錠、昼1錠)
2週間:5mg/日(朝1錠)
2週間:5mg/隔日(朝1錠を隔日)

2週間おきに摂取量を減らしていく指示通り飲んでますが、私の場合はちょうど減らしたタイミングから2日ほどは微熱が出ます。

おくすり飲めたね

錠剤飲み込むのが下手くそすぎていい年こいておくすり飲めたねを愛用しています
最近は子供向け以外にも大人向けの商品も出て選択肢が増えたのがありがたいです。でも私はおくすり飲めたねブドウ味が好き

異常な食欲、肥大化する肉体

普段少食でお弁当一食を食べきれないくらいですが、
ステロイド効果で通常の3倍くらい食べられるようになりました
食べても食べてもお腹がすいて、普段通りの食事量では到底足りず…
満腹まで食べると今度は消化が追い付かず動けない
(胃腸のキャパがギャル曽根になったわけではないため)
当初5キロ減った体重がそこから10キロ増えてプラス5キロとなりました。ムーンフェイスもしっかり出ております
この異常な食欲は薬の量が5mg/日になったところでようやくおさまりました
いくらでも食べられる状態は美味しいもの好きとしてはちょっと楽しかったものの、体形が崩れたのでもう勘弁願いたいです

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