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瞑想の練習と本番

先日、高崎市て開催したマインドフルネス連続講座の第2期、6週間の全過程を終えました。講座の最後には参加してくださった皆さんに修了証をお渡しし、最後はお寿司と皆さんが持ち寄ってくださったご馳走で懇親会を行い、楽しいひと時を過ごすことができました。

6週間は長いようであっという間。最後は、毎週顔を合わせていただメンバーとの温かい繋がりを名残惜しむ声も多かったです。ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

マインドフルネス連続講座では、瞑想が習慣化されるために、毎日実践を行うカリキュラムとなっています。6週間、グループとしてサポートし合いながら毎日瞑想をし、瞑想中の気づきをジャーナルやグループシェアリングで言語化していきます。また様々な実践方法を経験することで、自分のスタイルに合った実践法を探すことも行っていきます。

毎日継続して瞑想を行うことは容易ではありません。
一人でやるとしたらなおさらです。日々の忙しい生活の中に、やらなければならないことを一つ追加することの苦痛さは誰でも感じること。瞑想をやらない理由は山のようにある中で、あえてチャレンジすることはある意味高いハードルなのかもしれません。しかも瞑想は静かに座って何もしないイメージが強く、非効率的で時間の無駄と思う人もいると思います。

それでも敢えてチャレンジしてくださった受講生の方々は、瞑想中の発見の多さにびっくりし、時には面食らい、苦しみ、躊躇し、挫折しそうになりながらも、楽しく、好奇心を持って続けられたようです。

でもこれって、なんだか人生そのものですよね。

生徒さんの中には、今まで心地の良い時だけ瞑想していたけど、どんなコンディションの時でも瞑想することで、気づくことがたくさんあったと言ってくださった方がいました。また苦痛なコンディションをありのまま体験し、苦痛さの中にある身体の感覚、思考、感情を紐解いていくことで、苦痛さとの向き合い方がなんとなくわかったような気がする。職場や家庭で嫌なことがあった時に、意外と客観的に対応することができた。などの感想をいただきました。

瞑想中に呼吸や身体の感覚に意識を向けることは、日常生活の練習の場であり、言わば瞑想していない時こそが本番なのです。少し大げさかもしれませんが、私も自分の瞑想経験から、大幅当たっていると感じています。良い時も悪い時も、自分がその瞬間を生きていることには変わりなく、それをただありのまま受け入れる力が瞑想をすることで培われていくのだと思います。

私も6週間、マインドフルネスの場作りをしながら、ご縁がつながった皆様からたくさんの気づきをいただくことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

またの機会があれば、連続講座を開催したいと思っております。その時にはまた新たなご縁がつながることを心から願っております。

いただいたサポートは海外研修の参加費や経費に充てさせていただき、学んだことを日本の10代の子ども達のサポートシステム構築へと発展させていきたいと思っております。ご支援よろしくお願いいたします。