SHINeeと私(2023)
2023年が終わる前に、今年の振り返りと今の気持ちを何となくしたためておきたい気持ちになったので、自己満足で書いてみます。
私は2016年の年末のFNS歌謡祭を見てSHINeeを好きになったので、ファン歴はあまり長くない。
SHINeeを好きになって、初めて知った感情や経験したことがたくさんある。
私は当時20代後半で現在30代前半だが、まず誰かのファンクラブに入会すること自体が生まれて初めてだった。
そしてSHINeeを好きになるまでは、音楽のジャンルを問わず同じツアーの公演に何度も行く人の気持ちがよくわからず「どこの席になるかもわからないし、もう既に見たものなのに、どうして同じ公演に何回も行くんだろう?」と不思議に思っていた。
そしてその理由が分かった。
会場も席も違えば見え方は変わるし、本当に素晴らしいパフォーマンスは何度見ても飽きることなく素晴らしい。
このまま時が止まればいいのにと思うくらい幸せな気持ちになるし何度でも観たい。
理屈ではなく、実際にその場に行って体験しないと分からない感情だった。
今年の3月、パシフィコ横浜でミノのソロのファンミーティング
2023 BEST CHOI's MINHO - LUCKY CHOI's in JAPAN
があった。
土日開催で、4公演中最終回以外の3公演に行ったのだが奇跡が起きた。
そのうちの1公演が1階の真ん中のブロックの前から4列目という神席で最推しであるミノを見つめ続けることができた。
ミノのまばたきでまつ毛が揺れるのが肉眼で見え、自分がまばたきするのも惜しいほどだった。
さらに抽選でサイン入りのトレカも当たった。
実を言うと、直前のパフォーマンスで飛んできた時に銀テープに気を取られ、私は入場時に受け取った抽選用の数字が書かれた紙を落としていた。
「途中でカバンの中から出すのも大変だから手に持っておこう」と公演中ずっと握りしめていたのである。今思えば本当に浅はかだったし、あの時の自分を殴りたい。
「手元に紙をご準備ください」と言われて落としたことに初めて気が付き、カバンをごそごそしたり床を見つめながら落ち込んでいると「もしかしてこれですか?」と隣の親切な人が紙を拾ってくださった。
1000番台で6が入っている番号、それは間違いなく直前まで握りしめていた用紙の数字だったし、周りは全員抽選の紙を持っているし、お礼を言ってその紙を受け取ったのだが、自分の番号が読み上げられた時に再度お礼を言ったのは言うまでもない。
こんなにどんくさい人間なのにとても運がいいし、あの優しいシャヲルさんには感謝してもしきれない。
この時、ここ数年間のつらかった出来事が頭の中を走馬灯のように駆け巡り、生きていてよかったと心から思った。
そして生きていてよかったと思わせてくれるアーティストに出会えたこと自体が幸せだと思った。
11月22日には、
SHINee WORLD VI [PERFECT ILLUMINATION]
の日本アリーナツアーへ行った。
初めて行く名古屋のガイシホール、オニュが休養中でいない寂しさで複雑な気持ちだったけれど、3人は立派に公演をやり遂げた。
メンバー1人1人の実力のすごさを改めて感じた。
SHINeeはいつも私に感動や幸せをくれる。
素敵なアーティストは他にもいるけど、SHINee以上に心を鷲掴みにされるグループにはもう生涯出会えないと真剣に思っている。
この世に永遠に続くものは存在しないとしても、SHINeeを見ていると永遠という言葉を信じたくなる。
ライブ以外にもHARDのアルバム発売と活動や、日本で行われたWHITE DAYカフェや各メンバーのソロ活動など、一年間で書ききれないほどたくさんの活動があった。
またオニュのソロアルバムのCircleが、アメリカのBillboardの’The 25 Best K-Pop Albums of 2023’で1位に選ばれたというニュースが12月30日に入ってきた。
年が明けてからも、2月の東京ドーム公演と3月に映画「MY SHINee WORLD」の日本公開など既に決まっている予定もある。
2024年もSHINeeをたくさん感じられる一年にしたい。
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