口が勝手に動く。私は誰なんだろう。

2019年3月の初旬。

休日の朝。夫とどこに出かけるか話していた。

すると私の口が勝手に動いた。

「今梅が見ごろやから梅見に行こか」

梅!?
この時ほど自分の意思を無視して口が動いたことはない。

自分が喋ってないと気付くときはよくあるけど、いつもはちゃんと私の意識もある。

この時は全くそれがなかった。勝手に口が喋った。びっくりした。


どこに行くか軽くググったらカタカムナ発見の地である保久良神社の麓にある梅林公園がヒットした。

今日は保久良さんに行くのね…。

道が険しいので赤ん坊連れてとても行きたくはない。
正直、「私」は気乗りしない。でも行くしかないこともわかっている。

梅は保久良神社への口実と知りつつ、せっかくだし梅も堪能しようと梅林公園に到着。
早速梅の香りを嗅ごうと近づいたら木の幹にプレートがついていた。
「おもいのまま」
なにこれ??と思ったが今日は感度がいいなあと思った。

後でわかったことだが梅の種類に「おもいのまま」というものがあるのだ。この時はそれを知らなかったのでとても不思議に思った。


梅を見た後保久良神社へ移動した。

とにかく目に入るものすべてのサインを拾うことができて、しきりに「ふたつをひとつに」と来る。

持参したカタカムナカードを引くと「チ」「エ」。


これはその時受け取ったインスピレーション。

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全ては通り過ぎていくだけ

「私」は一歩も動いていません
成り立ちは循環で、それを眺めているだけ

ヒフミヨイ マワリテメクル ムナヤコト

外側に未確定の海があり、放つ思念がそこに突入し、その周りに渦ができて竜巻が起こり現象が生まれるのです

「私」はまるで川の中にある岩のようです
上流から流れてくる水をただ受け止めながらそこに鎮座し続けるイワクラの如く、景色が流れていきます

すべては通り過ぎていくだけ
岩はそれをただ眺めているだけ

通り過ぎた水はどこかへ行くのではなくまたそれが循環していきます
マワリテメクル

前が現象、後ろが潜象
後ろの正面はもう一人の見えない自分
ふたつがひとつで回っています

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下山しながら急にお世話になったCさんのことを思い出した。
もう何年もすっかりご無沙汰してるなぁと、また連絡しようなんて思いながら歩いた。

麓に着いてスマホを取り出したらなんとCさんと通話中になっていた!
ポケットの中で画面が擦れて勝手に電話がかかってたらしい。

連絡しようと「思って」から「現実に」連絡つながるこの速さ。

そういえばこの金鳥山に保久良神社があってカタカムナの文献はここで見つかったことはCさんから聞いたのだった…。


我々は、本当に「おもいのまま」なんだな。
思い(放った思念)のまんまになっている、「私」の現実。

もはや思考は具現化するとは常識で実感もしてきたが、この日は改めてそれを突き付けられたように感じた。
疑わないように、自分を信じるようにと。

でもなんていうか、「私」が思念を放ってると感じるけどそうじゃないな。思念を放つように仕向けられてるというか、それはこの日の朝私に梅を見に行くと言わせたなにかです。


今朝、娘に着せたTシャツにでっかく「WHO ARE YOU?」って書いてあった。記事を書こうと部屋に来たら手元のモレスキンノートの表紙にも「WHO ARE YOU?」

私って本当に、誰なんだろう…。。。

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