〜序章〜 第零話 「魔力ゼロの魔法使い」 数ある作品の中から見つけて頂きありがとうございます。良ければ最後までお楽しみ下さい。 ******************** ――俺は今、魔王と対峙している。 「なぜだ、なぜ我が……こんな人をバカにしているかのような魔法使いに手こずっているのだ……」 「知らん。お前が弱いだけだ。あとバカになんてしていないしお前は人じゃない。これが俺の戦い方だ。文句なら俺に魔法使いなんて職業を与えたヤツに言え」 魔王は地に膝を着き息が荒い
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今日ずっと雨……
第一章 ヒーラー 少年篇 第5話 「呪い」 母はベッドで眠っていた。 いきなりの出来事で流石の父も動揺している様子。 無理もない。前日までいつもの母だったからだ。 「眠り病?」 「ああ、呪いの一種だ」 呪い?でもなぜ? 父は現役の冒険者だが、 母は俺が産まれてから冒険者を引退していた。 家事や育児の為だ。 父の冒険者稼業、時には村のお手伝いでうちの家は生計が成り立っていた。 つまり母が呪いにかかる機会などなかったはずだ。 「アスフィ…お前が産まれる前のことだ」 「え
レイラと剣術を学んでから2年が経った。 俺は12歳、レイラは13歳。 相変わらず剣術の成長が凄まじいレイラ。 俺の父とほぼ互角に渡り合っている。 まだ父は本気を出していないだろうがそれでも凄い。 もちろん木刀ではあるが、あれは当たると結構痛いものだ。 俺が1番身に染みて感じている。 ・ ・ ・ 「ありがとうございました!」 「ありがとうございました!」 俺とレイラは父に一礼し本日の特訓は終了だ。 「なぁレイラ」 「なに?」 「レイラは大人になったらやっぱり冒険者になるの?
10歳になって初めて友達が出来た。 可愛い猫耳の少女。 レイラ・セレスティア。 彼女はその後も毎日のように家に訪ね、 その度に彼女の母親に鼻の下を伸ばす俺の父だった。 いつも薄着な彼女の母。もはや誘っているのではないだろうか。そんな風に思っても仕方がない。 「今日もよろしくお願いします」 「もっちろん!任せてくださいよ!」 そんな父親の態度に流石の母も気づいた。 「あなた?浮気は許しませんよ?」 「え?あはは、ま、まさか!」 母は顔が笑っていなかった。 --- 「
そして俺は5歳で魔法に目覚めてからというもの、 ほとんど毎日母から魔法を教わっていた。 「でね、次はこうして-」 母は教えるのが上手だった。 そんな母の元で魔法を教わった甲斐あって俺は5歳児でありながら、『ヒール』『ハイヒール』とC級相当のヒーラーが使える回復魔法を会得した。 「あなた!この子すごいわ!まだ5歳なのに『ハイヒール』まで覚えちゃったわ!」 「凄いじゃないか!流石は俺たちの子だ!」 「ありがとう、父さん、母さん!」 今にして思えばヒーラーとして、 1番楽し
俺は決して裕福とは言えない家庭で育った。 緑豊かでいかにも田舎って感じの村だ 家は木造建てで大きいとは言えない。 いや、むしろ小さい。庭の方が広い。 それでいうとこの村全体が庭みたいなもんだ。 田舎というのはそういうもんだ。 そんな小さな村で、ある男女の間に赤ん坊が生まれた。 それが俺である。 額に傷を付けた金髪で筋肉質ないかにも戦士というような顔をした男が、赤ん坊を抱いている。 どこかぎこちない様子で。 「ォギャーオギャー」 「おーよしよし、いい子だぞ~」 そしてそれ
魔法と剣が当たり前の世界。 ー俺はここで生まれた。 「おい!ヒーラーがでしゃばってんじゃねぇ!」 「す、すみません!」 この世界は理不尽だ。 俺は昔から攻撃魔法が使えない。 人は産まれた時、なにかの才能を持って産まれてくる。 それは魔法や剣だけじゃない、他にも様々な才能がある。 そして才能がないものは凡人として一生を生きることになる。 「はぁ…俺も攻撃魔法を使えればなぁ」 俺は奇しくも魔法の才能があった。 当時、両親は凄く喜んだそうだ。 凡人として一生を過ごさないで済
【あらすじ】 とある剣と魔法の世界で、ある男女の間に赤ん坊が生まれた。 名をアスフィ・シーネット。才能を持たない者がいる、 そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。 だが、使用できるのは攻撃ではなく回復魔法のみ。 攻撃魔法を使えない彼は冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
異世界ファンタジー小説を投稿して行きます。 現在書いているモノ↓↓↓ 【ヒーラーの俺が1番最強でした。】 ※読まれる際はあらすじ→第0話からお読み下さい。 小説投稿サイトアルファポリスHOTランキング第1位  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 毎日描いております。 まだまだ物語は続いていきますので、 皆さん是非とも応援よろしくお願いします。