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【オンラインセミナー】拡大する代替肉マーケットと新技術 注目のプラントベースフード最前線 開催

肉のような繊維感、かみ応えと口溶けを両立させた(写真提供:不二製油)

注目を集めるプラントベースフード

肉、魚介、卵、乳製品などを植物由来原料で置き換えたプラントベースフードの需要が世界で拡大しています。プラントは植物、ベースは由来の意味。消費者の健康志向や環境意識の高まりが背景にあり、最新のフードテック(食品関連の新技術)がおいしさの面で普及を後押ししています。

みなと新聞は5月16日13:30から、大豆ミートをメインとするプラントベースフードのオンラインセミナー「注目のプラントベースフード最前線」を開きます。植物性油脂と大豆タンパクで膨大な知見の蓄積がある不二製油から開発責任者の齋藤裕たん白開発二部部長を招き、市場動向や新技術をうかがいます。

本物そっくりな味や食感 植物由来食品の新技術

たとえば、同社が開発した「プライムソイミート」は、これまで大豆ミートでは困難だった「肉のような繊維感やかみ応え」と「口溶けの良さ」を両立させた新世代の大豆ミートです。味付けや提供方法次第で、水産メーカーや外食・中食(惣菜)業者が使える可能性を秘めた素材です。

プライムソイミートの冷凍タイプ(右)と断面(写真提供:不二製油)

味付けの面で同社は、和食、洋食、中華といったさまざまな出汁(だし)を植物性由来素材からつくり出す技術を生み出しています。食感と味の組み合わせにより、商品、メニュー開発の可能性が広がります。

水産物+プラントベース素材の可能性

すり身などの水産原料とプラントベースの素材や出汁を合わせれば、水産物100%で訴求しにくい顧客層に「ヘルシー」「サステナブル」などのイメージを訴求でき、共感を得られるかもしれません。食品メーカーや飲食店、中食業者、メーカー機能を持つ卸会社などの方々はぜひ、斎藤部長のお話を商品開発の参考にしていただければと思います。

セミナーの詳細・お申し込みについては以下のページをご参照ください

当日視聴できない方も、終了後、一定期間アーカイブ(録画)をご覧いただけます。