第237回往復書簡 しばらくお待ちください、10時
石田千 → 牧野伊三夫さんへ
東京に戻り、用事が滞る。暑い。くたびれた。からだがのろまになる。
遅れてごめんなさい。
ほうぼうに、お詫び申し上げるうちに、息が苦しくなる。
しばらくお待ちください。
子どものころ、テレビの画面がそんなふうになった。
グレーの画面だったから、白黒テレビのころかなあ。
ゆっくり進むといいきかせても、ざわざわしている。
過呼吸と二人三脚秋来たる 金町
(9月月27日金曜日)
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