【セカンドハウス購入エッセイ第87回:残り134日】いつまで働くのか話していますか?

夫婦でいつまで働くのかについてしばしば話す

前回のドライブでの夫婦の会話に続き、自分たち夫婦がどういったところに関して会話を良くしているのかを考えてみた。
最近多いのは、「いつまで働くのか」という話である。現在私は36歳、妻は3つ上だ。
自分たちは同じくベンチャー企業に勤めているだけあり、3人の子供を育てながら仕事をしていると、それなりに体力的な限界や自分の今後のキャリアについて考えることが多いんだと思う。

良い意味でまだまだ制度が整っている会社ではないので、若い人たちが中心となった働き方が会社の中での基準となっている。ちなみにうちの会社の平均年齢は約27歳だ笑。すでに僕らは平均年齢よりも10歳位上なのである。

また、夫婦の関係性をしっかり続けていくためには自分たちの仕事観について話しておく事は重要なんではないかと直感的に思っている。が人生に占める時間の割合は、起きている時間の約65%とも言われている。仕事はある意味人生そのものだとも言えるのだ。

であれば、同じく人生のパートナーとして一緒にいる夫婦でその人生観や仕事観について話しておく事はとても重要なことだろう。

人生100年時代が本格的だなと思う

仕事柄、人生100年時代の話をクライアントの企業にお話しすることが多い。

今の平均寿命の長さを考えれば、人生が100年に近くなっている事は間違いない。

そして、例えば仮に60歳を1つの区切りだと考えたときにその後の人生は、30年近くあることになる。そもそも60歳までで社会人の長さが40年弱であることを考えると、そこからの人生の長さはハンパなく長い。

よくニュースで年金の受給年齢を引き上げる話が議論されている。僕ももしかすると75歳まで働くイメージがあるのかもしれないが、うちの親父が今68歳であることを考えると、75歳と言うのは、それはそれですごい年齢だと思う。

あなたは、周りに75歳まで普通に働いているサラリーマンを見たことがあるだろうか?ほとんど想像することができない笑。もちろん経営者であれば別ではあるが、すべての人が傾斜になっているわけではない。

いつかのための備えを早めにしておいた方が良い

そのようなことを考えたときに、いつかは自分がもっと柔軟な仕事に対する力をつけていく必要があるのではないかと考える。

例えば、50歳位まで自分の将来を何も考えずに今いる会社に一心不乱に頑張った場合、そこから新しいスキルをつけて、新しいチャレンジをする事はかなり難しくなっているはずだ。

という事は、同じ会社に逆にずっと縛られる可能性があるということだ。これは結構恐ろしい。それは今の会社が好きか嫌いかとは全く関係なく、シンプルに自分の年齢と体力と能力との戦いと言うことであり、会社が良いとか悪いとかの話ではない。

子供を育てていると、やはり「世代交代」と言うことをいやがおうでも感じる。いつかはこの子供たちにバトンタッチをして後の世代に人生をつなげていく必要がある。

その時の覚悟や準備と言うのは、実はある程度早くからやっておかなければ間に合わなくなってしまうのではないかと私は思っているのだ。

私より年上の妻に関して言えば、女性と言う性別も考えた上で、より体力の限界や自分の人生の過ごし方についてクリアなイメージを持っておく必要があるだろう。

ということで、いずれにしても夫婦でこういった会話をしっかりしておく事は大事だと思う。

ではでは。

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