節約の第一歩は断捨離です
こんにちは、みなとです。
初回のnoteでは節約の目的や考え方といった「精神面」についてお話ししました。
今回は節約する上での「環境面」についてお話ししたいと思います。
断捨離とは
すでにご存じの方は読み飛ばしてください。
「断捨離」って聞いたことはあるけど、何をしてどういった効果があるのかご存じない方もいらっしゃると思います。
断捨離は元々はヨガの教えで、
「断」=不要なモノを断つ
「捨」=不要なモノを捨てる
「離」=モノへの執着から離れる
余計な物を買わずに要らない物を捨てて部屋がキレイになれば人生が変わりますよ、といった考え方です。
実際、部屋の状態は精神面に大きな影響を及ぼします。
部屋に物があふれかえっていると「片づけないと」という気持ちがストレスになります。
また、断捨離で物の整理ができるので、探し物等の時間が短縮でき時間的余裕も生まれます。
こういったストレスの軽減や時間的余裕が精神面に影響し、人間関係が良くなると言われています。
さらにキレイな部屋は掃除もしやすくなります。
清潔な部屋になることで健康面への効果も期待できます。
こうして「断捨離」は様々な効果が期待できる片づけ法として広まりました。
私自身、断捨離によって大きな効果を実感できましたので、強く断捨離をお勧めいたします。
断捨離で節約できる環境を作る
断捨離は直接的な節約にはなりません。
断捨離は物を捨てる事なので金銭的な節約とは言えないでしょう。
メルカリやヤフオクで不用品が売れれば多少のお金は確保できるかもしれません。
でもこれは節約ではなく、単に物を売った対価です。
節約において断捨離が重要となるのは「余計な物を買わなくなる事」です。
「余計な物を買わなくなる事」は大きな節約です。
100円ショップでの無駄遣いは広く周知されていることですが、実際私も断捨離前は100均グッズが山積みになっていました。
断捨離で100均グッズの山のほとんどを捨ててしまったので、まさに無駄な出費だったと言えます。
このように断捨離自体は節約にならなかったとしても、結果的に節約へとつながります。
断捨離によって部屋がキレイになれば余計な物で部屋を汚したくなくなるので出費が減ります。
さらに断捨離で物の整理整頓をすることで必要な物が明確になり、不用品を買わなくなってしまいます。
断捨離の失敗例
「断捨離って不用品を捨てるだけでしょ?」
とお思いになるかもしれませんが意外と大変です。
実際、私は過去に三度も断捨離を失敗しています。
私の断捨離失敗例をご紹介します。
断捨離の失敗例(その1)
友人の勧めにより断捨離を決心。
散らかっていた1区画から断捨離を決行。
断捨離の開始早々に、どのゴミの日に出せば良いのか不明な物が出現。
気になって散々調べた結果、不燃ゴミであることが判明。
そして不燃ゴミの日が2週間後だったことが発覚(私の地域では不燃ゴミは月に1回)。
ならば不燃ゴミの日間近に断捨離する方が良いと判断。
不燃ゴミの日間近に断捨離を再開することも無く終了。
我ながら情けない話ですが、わずか数行(時間にして数十分)で人生初の断捨離は失敗に終わりました。
断捨離の失敗例(その2)
前回の断捨離失敗から数か月後。
不燃ゴミの日が近い事に、たまたま気が付いた私は再び断捨離を決心。
散らかっていた1区画から再度断捨離を決行。
断捨離開始早々に、「これって売れるんじゃない?」という物が出現。
ついでなので売れそうなものを、あちこちから物色。
早速メルカリに出品。
出品中は捨てられないので断捨離を中断。
ぽつりぽつりと売れて小銭を稼いだことで満足し、断捨離を再開することも無く終了。
どうやら私は何かと理由を付けて断捨離から逃げ出しているようで、人生2度目の断捨離も失敗に終わりました。
断捨離の失敗例(その3)
前回の断捨離失敗からさらに数か月後。
年末の大掃除の時期になり、どうせなら大掃除のついでに断捨離をしようと決心。
片っ端から掃除場所の断捨離を決行。
順調にゴミは増え続け、「これって良い考えなんじゃない?」と自画自賛。
ところが断捨離に夢中になり、大掃除が全くはかどっていない事を察知。
このままでは年が越せないので、とにかく散らかった物を収納して掃除を優先。
最終的にゴミは普通に処分できたものの、断捨離と呼べるような状態ではなく単なる大掃除で終了。
大掃除と断捨離は全く別物です。
断捨離とは「モノ」への執着を無くして不要品を処分し、身も心もスッキリした生活を送り続けようという精神的側面が大きい思想です。
大掃除で終わってしまえばそれは単なる掃除や片付けという行為であって、その後の生活になんら変化をもたらすことはありません。
失敗しない断捨離方法
三度にわたる断捨離失敗から得た教訓をまとめました。
断捨離中にゴミの分別を気にしない
ゴミの日の日程やゴミの分別を気にしていると断捨離が進みません。
私の場合は、燃やせるゴミ/その他のゴミ/売れる物の3種類のダンボールを用意して振り分けました。
その他のゴミを最後に調べながら分別して捨てれば作業がはかどります。
フリマアプリで売ろうとしない
売れば数千円や数万円になるものは別として、売れても数百円の儲けにしかならないようなものは捨ててしまいましょう。
写真を撮る→出品→お客様サポート→梱包→配送といった手間と時間を考慮すると数百円では割に合いません。
しかも売れるまで物が無くならないので断捨離も進まなくなります。
どうしても捨てることに抵抗があるなら不用品買取の業者がありますので、まとめて引き取ってもらいましょう。
出張買取の業者もありますのでゴミ出しが楽になります。
余計なことはせず断捨離に集中
現状にもよりますが断捨離は一日で終わるものではありません。
一か所ずつでもかまいませんので集中して断捨離を進めましょう。
あなたに合ったペースでいいので無理なく行ってください。
捨てるかどうか迷ったら
迷うぐらいなら捨てるのが断捨離です。
断捨離をする上で、のちに「あれ捨てなきゃよかった」と思わない方法なんてありません。
でも、いずれ必ず必要になるのが分かっているような場合は少し躊躇するでしょう。
そんな時は買い戻した場合の金額を想像してみてください。
私は1,000円以下で買い戻せるようなら迷わず捨て去りました。
もちろん「捨てなきゃよかった」と思うことはありますが、捨てたこと自体を後悔したことはありません。
中途半端な断捨離は無意味
物欲を無くすことが断捨離です。
床には家具以外なにも置かない状態がベストです。
ダイエットと同じで、断捨離を中途半端に終わらせるとリバウンドが起きます。
やるなら徹底的にやりましょう。
まとめ
ネットで検索すれば断捨離の方法なんて山ほど情報が集まります。
でも人の性格や価値観はそれぞれだし、部屋や収納の数が違えばやり方も変わります。
これが正解というやり方はありませんので、自分に合った断捨離方法を見つけ出してください。
断捨離による効果は、日々の生活や精神面に実感できるレベルで大きな影響を与えます。
達成した時の恩恵は計り知れないほどの価値があるので、挫折することなく何度でもチャレンジしていくことをお勧めします。
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