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心地の良い「暮らし方」

2年前、名古屋のダーツショップから転職し、ダーツプレイヤーとして、社会人として、さらに磨き上げる日々を送れると思った矢先に、メンタル面での体調不良で、まさかの早期退職。

こればっかりは自分自身も驚いて、正直落ち込んだ。

その年のPDJ・プロツアー(当時はJAPAN所属)はもう、これまでのスポーツ人生の中でどん底と言えるほどの成績で、一時期は離れようとも思った。

この年は周りにすごい迷惑や心配をかけてしまって、本当に申し訳なかった。

それでも生きていくためには、お金を稼がないといけないわけで、翌年から大手のディスカウント店で接客業のお仕事を始めた。
接客業と言っても、担当部門は補助ばかりでそんなに負担なく取り組めたのは覚えている。

心身ともに少しずつだが回復していき、職場でもある程度の地位にいさせてもらったので、ちょとずつだが、今後について考えるようになった。

考えた結果、「自分はこれ以上目立たなくても良い…誰かを支えるほうが性分に合っている。」と今はこんな風に思うようになった。

大会・リーグに出ればダーツプレイヤーとしての「MINATO」が必然的に目立つわけで、社会人としてこれ以上、何かを成し遂げていくことは今の状態だととてもじゃないけど、疲れてしまうのが本音。

以前、転職する前はお仕事もしっかり成果を出して、プレイヤーとしても成績を出すことができれば、自分自身もダーツ業界としても良い方向に向かうと信じて取り組んだ結果が、病気になってしまった。

それも踏まえると今は、練習したいときに練習する。試合出たいときに出るというのが今の自分にすごくフィットする。

お仕事も接客業から制作に変わってからは比較的に取り組みやすいし、負担も少ない。
何より体調不良も少なくなった。

今は一人の人間として、心地のよい「暮らし方」を模索してからはダーツから離れることもしばしば合ったが、心身ともに回復傾向にあるから良いかなって思ってる。

以前、武藤千原さんの菊池病について記事を読んで、心身の体調について考えるようになったし、身体が無理しない程度に過ごしているつもり。

この先、不安のことも多くあるけど、向き合えていけるよう、自分自身を大切にしようとより一層そう思うようになりました。

MINATO

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