【歌詞】GOATOP remiX【解説】


バース2

歌詞全容

I'm already ready now.
分厚い氷溶かすhotなverse
超えてくtoo many nights.
若手のガキ上書きしてI got it.
俺Bandageの代わりに息巻いてる
仕方がないよなラッパーのMYND
ヤバいラップ聞く度ぶつかりたくなる
背中は任せたって真衣にTEL
イかせるどころか腹上死
時に後輩のミス ケツ拭く上司
型にハマらず破く常識
その証拠にflowをswitch

誰もがヤバいと言うこのスキルで
誰でもヤバいと言う奴黙らす
天使が依然舞い Foxyも弁立つ
概念真衣と指導・鞭撻

韻ポイント

「eia」で踏んでます。
→黄色

「ai」で踏んでます。
代わりも踏めてるけど、意識的なものではなかったのでノーカン。
→緑色

「まいてる」で子音踏みしてます。
→赤字
※「ai」の韻にプラスアルファって感じなので、文字色で表現しました。

「uuoui」で踏んでます。
「腹上死」と「拭く上司」は子音踏み。
flowをswitchは「uououii」なのでちょっと緩めの踏み方。
→水色

「aienaioioenau」で踏んでます。
ちょっと緩めというか、フロウで踏みに言ってる感は否めません。
「舞い」と「真衣」、「鞭撻」と「弁立つ」は子音踏み。
→赤色

解説

I'm already ready now.
分厚い氷溶かすhotなverse
超えてくtoo many nights.
若手のガキ上書きしてI got it.

「I'm already ready now.」と「超えてくtoo many nights.」に関しては、原曲のサンプリングですね。
威鳴君の「I'm ready 準備万全」→「I'm already ready now.」
鞠乃さんの「too many nights 透明な糸」→「超えてくtoo many nights.」
以降の歌詞もなんですが、全体的に原曲を引用しつつ煽るような雰囲気で構成してます。
原曲はもちろんかっこいいしリスペクトしてるけど、その上で俺達はそれを超えていくぜ!的な。
なので「若手のガキ上書きしてI got it.」って言ってます。

俺Bandageの代わりに息巻いてる
仕方がないよなラッパーのMYND
ヤバいラップ聞く度ぶつかりたくなる
背中は任せたって真衣にTEL

ここもサンプリングですね。
「すでに巻いてるBandage」からの繋がりで、
俺は息巻いてる。
だってお前らのヤバイ曲聞いたらリミックスしたくなっちゃったんだよ。
ラッパーだし、仕方ないよな。
ってことを言ってます。
そしてMYNDは鞠乃ひよさんの楽曲タイトルをサンプリングしてます。
https://www.youtube.com/watch?v=HHacnSNjrlI

そして「巻いてる」と「真衣にTEL」で子音踏みで落としてます。
ここは真衣"に"TELと書いてありますが、発音としては「まいてる」と言ってます。
フロウの妙、ということにしておいてください。
許して。

イかせるどころか腹上死
時に後輩のミス ケツ拭く上司
型にハマらず破く常識
その証拠にflowをswitch

ここもサンプリング&子音踏みですね。
個人的に綺麗な踏み方出来たなって思ってます。
原曲バース1の

どんなビートでも跨がっちゃうような
Bitchでマジでごめんね
でも乗るのが上手くて
テンポが刻めて活かせるからさ

https://www.youtube.com/watch?v=S7_dRjk4l-4

から、それを超えていくぞって意味で「イかせるどころか腹上死」と言っています。
腹上死が何か分からない人は、自分で調べてください…。
「破く常識」も完璧ではないですが、子音踏みに寄せてはいます。
後「型にハマらず」っていうのも、「イかせる」や「腹上死」から繋げての言い回しにしてますね。

誰もがヤバいと言うこのスキルで
誰でもヤバいと言う奴黙らす
天使が依然舞い Foxyも弁立つ
概念真衣と指導・鞭撻

天才でした。
さすがに。
前半部分は特に韻にこだわらず、Drillらしい乗せ方しつつパンチライン残してやるぞ!という意気込みで書きました。
ちょっとややこしい表現ですが、
聞いた人全員が「ヤバイ」って言うレベルのスキルを持ってして、誰の曲を聞いても「ヤバイ」って言うような奴が逆に黙っちゃうくらいのバース聞かせちゃる!
ってぇ話ですわ。
そして引用。
これは威鳴君のバースのラストから繋がってますね。
「力天使が舞う」→「天使が依然舞い」
「舌回すFoxyは弁が立つ」→「Foxyも弁立つ」
そこからがっつり韻踏みつつ、リミックス全体のテーマである「原曲をリスペクトした上で超えに行く」表現で落としました。
>>>概念真衣と指導・鞭撻<<<

バース3

歌詞全容

奪った主導権
No pain, No gain
穿った思考へ
当然答弁
もうええと言え
どうせno way
法廷?いや絶対王政

韻ポイント

「oue」で踏んでます。
→黄色

「uaaa uoue」で踏んでます。緩め。
→赤字

解説

特にないですね。
概念君が僕のバースのラスト(指導・鞭撻)から「ouena」の韻を拾ってくれたので、僕もそこを広げました。
ラストのHOOKへの盛り上がりを演出したかったので同じ韻でタイトに踏みつつ、概念君の余裕のあるフロウから加速させる形で音に乗せました。
最後の「当然答弁」や「法廷」はバース3概念君担当部分に「証言台」というワードがあったのでそこにかかってます。
証言台→主導権を奪う→法廷側?→いや、それどころか絶対王政(支配者)だよ
みたいなことを表現したつもりです。

まとめ

テーマは前述の通り「ヤバイ原曲をリスペクトしつつ、超えに行く」です。
その辺は概念君には伝えてませんでしたが、汲み取ってくれてました。
僕の方は原曲にはないメロに乗せたフロウを多用したり、サンプリングをたくさん入れることでテーマに則したつもりです。
後は鞠乃ひよさんがめちゃくちゃ綺麗な子音踏みをされてたので、そこもかなり意識しました。
なので今回の僕の歌詞はけっこう意識的に子音踏みしてます。
原曲で個人的に好きなのは「攻撃対象 こう撃退しよう」。
美しい。
威鳴君のバースで「若いだけじゃ無くてビビらすパイセン」ってラインがあったので、けっこうこっちもオラオラ!って感じでかけました!
ビビってねぇぞ!こんにゃろ!!!
はい。
歌詞解説とは微妙にズレますが、「概念真衣と指導・鞭撻」のところは録音時はもちろんのこと、ライブで歌うのめっちゃ楽しいです。
着地が完璧内村航平。
はい。

ということで、GOATOP remiXの歌詞解説でした。
音源出てないにね。
お送りしましたのは、水瀬 海でした。
それでは皆さん、ばいばい。

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