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第五回統率者神 挑戦者決定戦


1.はじめに

大会レポートとカバレージを読むのが趣味なので同じ趣味の人がいるだろうと思い書きました。

「みなせ」と申します。
立川らへんの田舎に住んでいて基本的には身内でEDHをやっています。カードショップサトpinの魔境戦に何回か参加しています。

2022年6月の第二回の同タイトルに参加して以来の「神」大会に行ってきました。
前回はEDHを初めて2ヶ月くらいのときにデリーヴィーを使って参加し、cEDHのなんたるかを全くわからないまま1-5だったので「初心者は半年ROMれ」という古の教えに従って動画やオンライン対戦を見たり、同じレベルでスタートした友人と対戦しゲーム性の理解がある程度できたと思い、今回は参加。

使用デッキは《秘密売り、ティヴィット/Tivit, Seller of Secrets》、発売当初から使っていてこれまでの対戦成績も悪くないため。
他にもティムクラ、トラティム、トラテヴェなどいわゆる強ジェネラルからコルヴォルドタヤムウーロマイラ等を組み回したが、所謂Tier1は小刻みにドローし適宜サーチ、妨害の吐き先、ヘイト管理、フィニッシュでの死の国や仔猫のルートなど取れる選択肢がとにかく多く、今の自分には制限時間が難しいと感じフィニッシュ手段は単純なこのデッキがベストと思っています。
mtgを始めた頃にイラストが最高で買った時の篩がいま最も輝いてるのがエモイイね…。

2.デッキリスト

よっぽど速いターン以外のフルタップや瞬間加速のティヴィットは100打ち消されてゲーム眺めてるマンになるだろうというヘイトの高さへの信頼から土地やマナを恒久的に伸ばしてゲームできるように雨ざらし、ディープノーム、ロソ、徴税採用。
無色土地の多さとわがままマナベースの為、タリスマン→印鑑。
赤無しむかつきは本当に勝てないと思っていてむかつき非採用。
ボロミアは有名ティヴィット使いが使ってていいなと思い採用。他にもいつも参考にしています。
マナベース伸ばす過程やフェッチに考え無しで工作員されたら負けるからピン除去、バウンスは気持ち多め。
全除去(衰滅)4.5マナのロングゲーム強いやつ(シェオルドレッド、勝利戒あたり)打ち消し枠(遅延、秘儀の否定、青霊破、呪文嵌めあたり)はデッキ入ってる流刑への道、断れない提案、蒸気の連鎖、リムドゥール、引き裂かれた記憶あたりと最後まで悩んだ。

3.結果と簡易レポート

結果:2勝4敗(28/134人)

以下レポートですが、抜けやミスがある可能性があります。
会場暑すぎて消耗がヤバくて、人数134人は盛況でいい事なんだろうけど体力はキツかった…。

・1回戦 マルコム&クラム〇→完成化ヘリオッド→サム&ホビット→自分

キープ:土地3、モックスダイヤ、毒の濁流、白鳥の歌
理由:全員盤面使うからマルコムかヘリオッドの不利側にフォローしてもらいながら濁流打ってリセットしてマルコムクラムとヘリオッドを睨みあいしてもらって、サムホビットはなにするかわかんないけどアブザンカラーだから大丈夫(慢心)その間2,3ターンあるだろうから何かカード引きたいな…でキープ。

ラガバン、マナファクト、深き闇のエルフ、モックスダイアで一周。マルコム、テフェリープラス、死儀礼、マナドレイン引いて土地セットのみだったかな。
テフェリーとりあえず落としてもらってヘリオッドなりマルコムの仕掛け止めますよ~と思ってたら宝物とカード欲しいらしくてマルコムは誰もテフェリー殴らなくて草、仔猫で終わりですとゲーム中5回は言った。そのあとテフェリープラス、エルフだけテフェリー殴ってくれた(ありがとう)。
その後もテフェリーは放置されてマルコムが基本に帰れ(オワリ)、ヘリオッドがスルーして以降は忠誠度2になるように調整され続けて最終的にパルンでゲームエンド。玉璽レモラリムドゥールとラガバンに取られて途中でBtB割れるカードお二人デッキ内にありますか?と確認して精霊界の接触で好奇心コンボ止めるくらいはしたゲームがほぼ終わるまでテフェリーが呪いの置物として場にいて自分はラガバンにカード提供するだけの人だった。

・2回戦 ブリーナA〇→ギランラ&木霊→ティムナ&ダーゴ→自分

キープ:土地3、ディミーア印鑑、エスパーの歩哨、剣を鍬に、狼狽の嵐(フリーマリガン)
理由:1,2番手の致命的なとこで除去が効くから軽い除去でキープ、ダーゴティムナが速度に寄せてたら死にそうだけどブリーナに法の定め置いてもらおうキープ。

熟達の刃の精鋭、マナクリ、土地、エスパーの歩哨でスタート。ティムナダーゴがマッハじゃなかったことにひとまず安心。
ブリーナが耳の痛い静寂張りながら人を殴り始める、一度除去するか悩んだタイミングがあったがブリーナだけ消したところで木霊走って何にもならんと思い放置。モノスケリオンも出て緑単は場が壊滅しつつもランパン等でエスパーの歩哨に振り込み続けてくれる(エスパー君、何故生きている?)が何も引かず。ティムナダーゴはほぼ動かず。
ブリーナの白羽山の冒険者が地下街の最後に到達する直前で、ブリーナ盤面の打点がクリーチャー5.6体?と+1+1カウンター10個くらい?なとこでようやく土地引けて、これならティヴィット出しつつオアリムの詠唱orスワンソング構えれるなと唱えるも、ティムナダーゴから紅蓮波。全員フルタップになってブリーナがエイドリアンコンボで無限(ゾンビが無限に出てきてゾンビタップするとバーンみたいなフィニッシュだった)
キャスト時にティムダゴのトライオームが立ってて(これツイッターで見たことあるやつだ!)嫌な予感はしたんだけど何も言わずにやってしまった。ブリーナどうにかするんで何もしないでくださいねと言えばよかった。いや、言ったところでどうせ死ぬんでティヴィットは死ねの可能性はあるんだけどできることをやらなかった後悔が非常に多い。

・3回戦 完成ウラブラスク→トラシオス&ティムナA→ブリーナA→自分

キープ:土地3、太陽の指輪、剣を鋤に、盲従、リスティックの研究(フリーマリガン)
理由:除去とスタックスで減速しつつ2番手のトラシオスとタイマンを狙う。

エスパーの歩哨出てきたから1ターン待ってソルリン→盲従、リスケンと展開。トラシオスは土地2で止まり、他二人は動きづらいのか中々ゲームが進まない状況に。
ウラブラスク着地、トラシオス側は土地詰まりつつも生物三体、ブリーナに三体くらいのときにウラブラスクが頑張って裏面になろうとするも変身スタックでブリーナから殺し。そのやりとりの中で手札もらってティヴィット着地。
1ターン後に時の篩引いたけどウラブラスクは赤マナ立ってて、トラシオスの土地起きてる状態だったので引き裂かれた記憶で堂々たる撤廃者サーチから入って、時の篩で完走。

・4回戦 ティムナ&クラム→自分→プロスパー→テシャール
キープ:土地3、モックスダイア、リスティックの研究、息詰まる徴税、リム=ドゥールの櫃(フリーマリガン)
理由:ティムクラ5枚、テシャール6枚で即死はなさそう、2Tリスケンが全員に対して強く見れると考えたから

ようやくD卓から解放!
土地、土地ダイア、ファクト、ソルリン?でスタート。続いてもティムクラは土地のみで予定通り2Tリスケン、ファクト、電結の荒廃者。
3Tにどうしようもないティムクラがオールノーケアでむかつき、0マナファクトがあまり見えなくて耐えたかと思ったが波止場が出るまではつながってしまう。電結の荒廃者だけはサクってくれたがライフ1デモコンタッサまで完走してしまい負け。

・5回戦 タヤム→トラシオス&ティムナB→自分→ティヴィットA

キープ:土地3(墳墓あり)、レモラ、ロソ、剣を鋤に、否定の力(フリーマリガン)
理由:トラティムとティヴィットでロングゲームになりそうなため、レモラキープ、タヤム走る前に除去もある

マナクリ、土地、レモラ、土地でゆったりゲーム。タヤム2Tに出てくるがトラティムのダウスィーの虚空歩きでしばらく休み。
何も引けないまま自分はずっとレモラ維持して下のティヴィットが徴税着地。その間トラティムは展開して毎ターン2,3個の宝を渡している…大丈夫?(アカン)
タヤムは手札からクリーチャー出してトラシオスを殴ってくれている、スペルも唱えてこちらにカードもくれたがさすがにティムナ&徴税の共闘に歯が立たない。トラティムのダウスィーも常に殴ってるしどうすればいいの状態。
タヤムとトラティムの場に塔の長官、ボロミア、自分は魂の洞窟経由でティヴィット、下ティヴィットがティヴィット+ウルザ出して宝が10個くらいになった時に自分が全除去打ったんだったかな?タヤムパス、トラティムはボロミア起動、タヤムもボロミア起動、ウルザガチャして何もなく手から打ち消してボロミアが全部退場、その後ウルザだけピン除去したかな…ここかなり曖昧。
下ティヴィットが自ターンメインに汚れた契約→サイクロンリフト超過→宝からマナだけ出しておいたトラティムから敵対工作員、それをどかして願い爪のタリスマン→起動して自分にくれた(!)そして時の篩キャスト、自分以外パス。10枚以上引いてるトラティムここまで何も打ち消してくれないんだけど…といいつつ、時の篩追放でしか打てなかった否定の力をティヴィットコストで打ち消せたのはラッキーか。下ティヴィットが力使い果たして止まる。
ターン回ってきて手札に時の篩、ピン除去、宝石の睡蓮、場にもらった願い爪あるから、手札1のティヴィットと何も打ち消してこないトラティム相手でここしか無いと思いヨーイドン、予定通り全部通って草。タヤムラスト1パンまで殴ってトラティム殴ったら打ち消しは無いけどフェアリーの黒幕でブロックしたいです、でティヴィット用の除去が消える。先にティヴィット除去ってそっち殴ればヨカッタ…。
仕方ないのでタヤムとトラティムを倒し、追加ターンいっぱいやったあとに相打ちして相手のティヴィットを宝物無くなるまで打ち消して勝ち。
時の篩通して気が緩んでしまった、反省。

・6回戦 プローシュ〇→ティヴィットA→自分→ヴァニファール
キープ:土地2(宝石の洞窟あり)、ロソ、雨ざらしの旅人、流刑への道、激しい叱責
理由:ヴァニファールと恐らくフーチェンのプローシュ止める手段あったため。

初手ロソスタートで宝石置くから雨ざらしコストかなと考えてたら上家ティヴィットも宝石、予定通り雨ざらし切ったけど完全にミス、青2人だし妨害お願いして上から宝石の洞窟出たならロソを切って雨ざらしでキープすべきだった…。案の定土地が止まり4T目にプローシュが背信のオーガ。激しい叱責にパイロ。ペイ27でドラゴンストーム、ドラゴンコンボで全員死亡。

4.おわりに

というわけで結果2-4と目標としていた3-3には届きませんでした。ちょっとロングゲームにしたい欲が出過ぎて序盤の意識が薄かったかな。あとは周りの妨害にも期待しすぎちゃったかな。
結局ティヴィット出せた試合は勝ち、出せなかった試合は負けているのでこの統率者にヘイトが高いのは仕方ない、まあ6マナのカードだしそれくらいじゃないとゲーム舐めてるでしょ。

cEDHを始める際に「受け身を知らないやつとやる柔道が1番ヤベェ」という初心者入りcEDHの比喩があったので前述の通りこの一年は過去の動画、神決の配信、飲酒鯖の観戦、有名人のTwitterやnoteをひたすら漁ってたまーに大会出てました。焦るばかりで何もできなかった前回とは違い今回の大会では統率者を見てゲームプランを立ててマリガンすること、状況見ながら声かけや優先権エラーが無いようにプレイできるようになり個人的には成長を感じられました。
このゲームは受け身の種類が多すぎて(今回もテシャール受け身とヴァニファール受け身を全く知らなかったので対戦後に教えてもらいました)(ギトラグ受け身知らないので教えてください)大変ですが、今後は大会にもっと参加したい、混ざっても前よりはやれるかな?と思えたイベントでした。

以上です、長文読んでくれた方ありがとうございます。励みになるのでご意見ご感想受け身の指導をお待ちしております。


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