見出し画像

クランプ無しでも作れる大きな板 これでDIYの幅も広がるよ

DIYで大きなものを作ろうとすると、材料も大きなものが必要ですよね。
大きな板、ホームセンターで買っても車に乗らなかったり、大きなサイズの板はお値段が張るものも。

細い材料を組み合わせて板が作れたらコストは安くて済む。ただ、つなぎ合わせるときに大型のクランプが必要で、そんな大きいの持ってないし。

こういうところ、悩ましかったりしませんか。

そんな悩みを一気に解消してくれる動画があったので、今回はこちら、ぎっちょのあんにゃさんの動画をご紹介します。

こちらの動画を見ると

・幅の狭い木材を1枚の板にする方法
・クランプ不要で板を作る方法
・波釘の使い方

といったところがよくわかります。DIY初心者向けに考えて作られている動画で、とってもわかりやすいんですよ。

では、この動画の内容を詳しく見ていきましょう。

【使用した材料・工具など】

・木材(杉の間柱/1520mm×105mm×30mm)

・台に使う角材と端材(角材の太さは同じもので完成する板の幅より長いもの)
・のこぎり、丸ノコ(丸ノコがなくても可)
・電動ドライバー
・金槌
・ビス
・波釘
・やすり
・木工用ボンド

土台を準備 ~超簡単にクランプ代用~

画像2

まずは、板を作るための土台を角材と端材を使って準備します。
角材は3本。端材は4つ使います。

角材を3本、縦に並べ、両端の角材に端材を直角に取り付け、ビス1本で留めます。

クランプ

この端材を付けて、そこから板を置いていって、最後に反対側からもうひとつの端材で挟み込むことで、なんとクランプの代わりになるんですね~。

間柱などを繋げて一枚の板にするには、その分の幅のクランプが必要だと思いこんでいたけど、こういう端材なんかでもしっかりと板を繋げるのに役立つということに、あひるは感動しちゃいました。

是非動画でしっかり見て下さい^^

この土台の上に、材料となる木材を置いて、ボンドを塗りながら繋げていきます。最初に取り付けた端材がストッパーになってくれるのも便利。

材料を全部繋げたら、最後に角材の余った部分に端材を置き、材料を挟み込むようにしてビス止めします。これでクランプを締めたような状態になります。

さらに、板面が平らになるように両端の角材に材料を直接ビス止めします。(このビス止めした部分はあとでカットする)

これで材料ががっちりと固定されました。

はみ出したボンドは水を含ませたウェスですぐに拭き取ります。

波釘で補強

画像3

材料が美しく平らになるように、裏から波釘を打っていきます。
波釘っていうのは、トタン屋根のあの波々したようなのを超小型化したみたいな形の釘。

ダボなんかでつなぐ方法もあるけど、波釘を打つというやり方もあるんですね~。

この波釘を、木のふしを避けて、木材と木材の継ぎ目をつなぐように打っていきます。

この波釘、別のところを打ったら浮いてきたりするので、ボンドの乾燥が済んだら改めて打ち直しするといいそうです。

ボンドが乾燥したら、平らにするために打っていたビス、クランプ代わりにしていた端材も外していきます。

波釘の打ち直しをして、あとは不要な部分をのこぎりまたは丸ノコでカットします。

カットするときは、裏面を上にして、波釘の位置を確認しながらカットしましょう。

やすりと塗装で仕上げ

画像4

表面はしっかりと、側面や裏面もヤスリで整えます。

塗装は、ワトコオイルのナチュラルを1回塗りで仕上げています。

仕上がリの板は木目もキレイで美しい仕上がり。

これができれば、テーブルや棚なんかの大きめの作品も低コストで作ることができちゃいますよ、奥さん。

DIYって知れば知るほど奥が深くて、楽しいですね~。
最近世の中マイナスなことが多いけど、こんな風に新しいものを作り出すことができるって、気持ちもプラスになるんですよね。

興味があるならやってみるべきでしょ♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?