手際の良さが光る 合板一枚で作るフタ付き収納BOX
ホームセンターに行くと置いてある大きな板、針葉樹合板なるもの、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
1枚1,000円位で入手できるので、これを上手に活用できればDIYもリーズナブルにいろいろ作れちゃいます。
今回ご紹介するのは、enomotoさんが配信されている「DIY 合板3×6から収納箱を作る」という動画です。
1枚1,000円ほどの合板一枚から頑丈で見た目もステキなフタ付き収納が作れちゃうってことだけでも十分に楽しいんだけど、こちらの動画ではenomotoさんの手際の良さも見ていてとっても気持ちいいんです。
では、早速見ていきましょう。
材料と道具
今回作るのは、灯油のあの赤いポリ缶を2つ入れるサイズ感の収納ボックス。
enomotoさんが使ったのは針葉樹合板12mm厚の3×6板(910×1820)です。
その他に、
・蝶番
・トランク取っ手
・キャスター
・細軸コーススレッド(ネジ)
・チェーン
・木工用ボンド
です。
使用されている道具は
・丸のこ
・インパクトドライバー
・ホールソー
などです。
これらの材料、道具については、すべて動画の概要欄に商品リンクが貼ってあります。
3×6合板のカット
910×1820の大きな合板を自宅でカットできる方はいいのですが、それは無理!っていう場合はホームセンターでカットしてもらえばいいですね。
カットサイズもわかりやすく明記してくれているのが嬉しいところ。
側板が
・460×460 2枚
・360×460 2枚
天板と底板は、460×384
この6枚の板を切り出します。
合板で作るフタ付き収納ボックスの組み立て
フタ付きの箱を作るというと、下の箱部分を作って~、フタ部分を作って~、で、蝶番で合わせて~って、すんごい難しそうなイメージがあるんだけども、こちらの動画ではまず6枚の板をサイコロ状に組み立てていくんです。
接着面にボンドを付け、細軸の頭の小さな細い木ネジ=コーススレッドというので箱に組んでいきます。
え?全部ふさいじゃうの?って見てると、すっかりサイコロ状の箱が仕上がりました。もちろん、6面の板を組んだだけだから、フタも何もありません。
え~、こういう作り方もあるのかぁ、って目からウロコ。
合板の箱の角を丸くやする
端材を適当なサイズにカットして、スプレー糊で紙やすりを貼り付けます。これ、使いやすそう。端材も活かせるし。
ヤスリって、挟んだりしてもパカパカしちゃったりして、なんだかやりづらかったりするんですよね~。素手でやると摩擦熱もあるし、木が刺さったりもするし。でも、スプレー糊で貼ってしまえば、これは快適に使えそう。
ヤスリとカンナで角を丸く削っていきます。合板って板の端がボロボロとしがちで、ヤスリをしないと手に刺さりそうですからね、この工程は大事。
箱に穴を開けて⇒フタと本体を切り離す
さて、サイコロ状になっている箱にいよいよ穴を開けていきます。
こちらの動画では、ホールソーっていう丸い穴を開ける用のものと丸ノコを使ってサクッと開けてます。
ホールソーがなければドリルとノコなどで代用できますね。
カットした部分をヤスリで整えます。
そうしたら、ここからフタを切るんですよ。丸のこで。これスゴイ、画期的。
蝶番などのパーツを取り付け、仕上げ
あとは切り離したフタと本体を蝶番で合わせ、底面にキャスターを取り付け、両サイドにはトランク取っ手を取り付けます。
最後に、上蓋の開き止めのチェーンを取り付けて、めちゃくちゃ精度の高いフタ付き収納の完成です。そして、灯油ポリ缶2つもジャストフィットで気持ちいい~。
箱はDIYの基本。こうしたものが作れるようになれば、なんでもできそうですよね。
enomotoさん、手際よく、かつ学ぶところの多い動画をありがとうございますm(_ _)m
精度の高い箱を作れるようになれば、誰かに使ってもらうということも視野に入れることができそうですよね。誰かに使ってもらえるならば、それが副業になる可能性も。
好きなことを副業にできたら、それは楽しいですよね。
こんなご時世ですから、自分の家から発信できること、考えてみるにはいいチャンスなのかも。
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