木を知るほどに木を知らないことを知る
木製のものとか好きだけど、木材のことって実はな~んにも知らないなぁって、最近ようやく気付きました。あなたは木のこと、どれくらい知ってますか?
木材って、ホームセンターなんかで気軽に買えるけど、いろいろな種類があって、それらの違いってあんまりよくわからなくないですか。なんとなく見て「キレイだなぁ」とか「軽いなぁ」とか「高いなぁ」とかね。
せっかくDIYで木に触れるようになったのだから、もっとちゃんと木のことを知りたい!っていうことで今回はカミヤ先生の動画から木材の基礎知識を学びたいと思います。
【木材の基礎知識1】
こちら、丸太からどうやって製材されているかといった視点からの解説、具体例もあってとてもわかりやすい動画になってます。
こちらの動画内では、
・木表
・木裏
・板目
・柾目
といったものについて解説されています。では早速内容をみていきましょう。
木材の基礎知識 ~木表と木裏~
■木表
木表というのは丸太の年輪の外側のほう
■木裏
木裏というのは丸太の年輪の中心側のほう
■板の反り
板の反りというのは、通常外側に向かって反っていきます。
丸太を縦に半分に割ると外側に向かって反る
製材した板の場合は、上の図のように、木表が上なら木口から見て、両サイドが持ち上がるようにして反ります。
※反りに関してはも少し詳しくまた後日!
木表を表に出すのが基本
木材を建築材として使う場合は、木表を表に出すのが基本とのこと。
その理由は木裏だと稀に年輪に沿って内側の層が外れてしまうことがあるから。これ、動画内でちゃんと実物を見ることができるんですけどね、木材ってこんな風になっちゃうのね、ってよくわかります。なんか玉ねぎみたいにペロンって年輪の層が剥がれてる。
たしかにこれをフローリングなんかにしちゃったら危ない。
特に杉材はこうした玉ねぎみたいな症状が出やすいのだそうです。
ということで、化粧面には木表を出すのが基本だそうです。
ただし、木裏を表に出すのが絶対にダメってわけでもありません。
例えば、テーブルの天板。複数枚の板幅をつなぎ合わせて作る場合は、木表・木裏、どちらかの面で統一して繋げると、全部が同じ方向に反ってしまいます。
なので、あえて木表と木裏を交互に表に出して繋げると、お互いの反りを支え合えるというメリットになったりもするわけです。
DIYで家具を作るときは、こういうことも考えないとあとあと困ったことにもなりかねないのね。ふむふむ。
木材の基礎知識 ~板目と柾目~
つづいて、木目の板目と柾目についてです。
製材された板の面に出る木目で、図にするとこんな感じ。
■板目
製材された木の表面に年齢の模様がでるのが板目
板目は反りやすい。
■柾目
柾目は希少で高価、大きな材はなかなか入手できない。直線がまっすぐのものほど価値が高い。
板目と比較して反りにくい。反る場合は縦方向に反る。
反りが少ないので建具材などに使われることが多い。
カミヤ先生の動画から、木材の基礎知識1として、こうしたことがわかりました。
木材を買いに行ったとき、木裏と木表くらいはなんとか知識としてあったけど、木裏が玉ねぎみたいにむけちゃうことがあるとか、板目・柾目というのは知らなかったなぁ。
柾目って、反りにくくて貴重なんですね~。これから木材を見に行く時は、この知識をフル稼働してちょっとでもいい木材を選べるかな♪
カミヤ先生、今回もとても参考になる動画、ありがとうございましたm(_ _)m
K組サークル内は、つい最近メンバーの作品第一号が売れたり、自宅のDIYに励むメンバーもいたりして、楽しくなってきました~♪
あひるは動画探しがんばりまっす^^
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