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DIYで難しい「正確に切る」を知れば腕も上がる

DIY初心者であれば一度は体験しているのではないでしょうか。
同じ寸法にカットしたはずなのに、なぜ合わない?!

木材を組み合わせて家具などを作る時、材料の寸法が合わなかったら隅々まできれいな家具はできないですよね。

何か作ってみて、寸法が合わなくてガタガタ、なんてことになったらDIYなんて無理!ってなりますよね。あひるは不器用なので、いつも心までガタガタです。

ということで、今回はどうしたら木材を寸法通りに正確に切ることができるのか、といったところをサポートしてくれる動画をご紹介します。

今回は、「mottoさんが実践している正確に木材を切る方法」です。

このmottoさんもDIY初心者の頃は、材料を同じにカットしたはずなのに寸法が揃わなくて悩んだこともあったそうです。

DIYで正確に切るために準備する道具

・コンベックス
・さしがね
・スコヤ
・建築用鉛筆

を使います。

こちらの記事も参考にどうぞ。

寸法がずれずに正確に切るための基本ルール

なぜ寸法がズレてしまうのか、これは、採寸からカットまでのルール決めをしていない、というのが最大の原因とのこと。

そして、この原因を解消するためには、

・基準面を決める
・墨付け方法を決める
・切る位置を決める

この3つのポイントを押さえると、誰でも正確に測ることができるようになります、という力強いお言葉を頂きました♪

買ってきた木材というのは、断面が直角のように見えても、実はカットラインが不揃いであることもあるということです。

そもそもの基準面がずれていれば全てがズレるので、まずはこの買ってきた木材のカットラインが直角かどうか、確認することからスタートします。

たしかに、最初の断面が曲がっていたら、左右で1mmとかズレることもあって。当然全体の寸法だって狂ってきますよね。買ってきた材料の断面は直角って疑いもしなかった。

ということで、まずは直角定規を当ててとにかくまっすぐにして、そこからはじめて寸法を測るのが大事です。

■基準となる面が直角か確認

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基準面の直角の出し方は、まず「さしがね」や「すこや」などで直角を確認すること。

差し金は、短い方を「妻手」、長い方を「長手」と言って、木材の端に長手をあてて、妻手部分がまっすぐでなかったら直角にする必要があるのですね。確かに、木材って反ってたりもするしなぁ。
スコヤなら、当てるだけで直角かどうかわかります。もちろん、精度のよい差し金やスコヤは必須だけど。

ここで直角でなかったら、直角になるようにカットします。

■墨付け方法を決める

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基準となる面が直角になれば、あとは寸法を測って墨付けしていきます。
寸法は材料の真ん中で測るのではなく、部材の端と端でそれぞれ測るようにすることも大事です。

この墨付けの時も、鉛筆の当て方によって寸法がずれてきます。
えんぴつの当てる角度や芯の太さなどによって1~0.5mmずれるので、ここも統一するのがベスト。

mottoさんおすすめの方法としては、測って印をしたポイントに鉛筆の芯を合わせ、そこにスコヤをあわせて、鉛筆で線を引くと、ズレなくより正確に墨線を引けるそうですよ。

■切る位置を決める

墨線も正確に書くことができたら、あとは正確にカットしていくだけですね。ま、これが難しいんだけど。

mottoさんは動画の中で、こちらのマグネット付きの自作のこぎりガイドを使用しています。

墨線が半分に乗るようにのこぎりガイドをあわせ、カットしていきます。
このとき、墨線の半分というのがポイントで、もし半分でなく墨線のままカットしてしまうと、0.5mmとかずれる可能性があるとのこと。

こうしたところを自分ルールで決めていけば、材料をより正確にカットできるようになるということですね。

なるほど、言われてみればたしかに、基準となる線がしっかりしていないとか、墨線の引き方が悪いとか、カットするときの位置が悪いとか、寸法がズレる要素ってあちこちにあるんですね。

「もう!同じに切ったはずなのに、なんでこんなにズレるわけ?」なんて思っていたのは自らコツコツ積み上げたものだった。。。

だからこそ、こういったところのルール作りってものすごく大事なのですね。原因がわかれば対処もできるわけで、なんともありがたい。

mottoさん、わかりやすい動画ありがとうございますm(_ _)m

のこぎりガイドがなくても正確に切る方法

mottoさんののこぎりガイドはマグネット付きですごく使いやすそうですね。

市販ののこぎりガイドなんかも売ってるけど、そういった材料がなくても木材をまっすぐに切る方法を紹介する動画があったので、そちらも合わせてご紹介します。

nobunobumememimiさんの動画。
こちらは、直角の出ている端材とクランプがあればOKという方法。
たしかにこれならまっすぐカットできます。直角の端材あったらとっとけばいいんだから、これなら誰でもできそうです。

もひとつ、京都府長岡京市 リフォームの佳建さんの動画。
こちらは45度の角度で材料をカットしたいときの方法。こちらも治具なしで、端材を活用する方法。さしがねで45度のラインを引いて、端材を固定することでガイドにするこの方法も知っておくと便利ですね。

nobunobumememimiさん、京都府長岡京市 リフォームの佳建さん、こちらもわかりやすい動画ありがとうございますm(_ _)m

K組の師匠も、人気家具作家になるまではかなりの試行錯誤をされているわけで、そういったことに触れたい方は「DIY副業化研究会」なるものもあるので、覗いてみてはいかがでしょうか。

あなたのそのDIYから生まれる商品を世に出してみるというチャレンジもステキです。


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