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木の反りと向き合ってみる

DIYをやってみるとわかってくる木の動き。

木というのは反りが出るものですよね。ホームセンターの木材も、曲がってたり捻れてたりっていうものがよくあります。

こうした木の性質を知らないでものづくりをすると、せっかく作ったものが歪んでしまったり、あとあと不具合が出たりするので、木の反りについても知識を持っておきたいところ。

ということで、前回に引き続き、カミヤ先生の動画を参考にしていきたいと思います。

前回は木材の基礎知識1をご紹介して、今回は木材の基礎知識8にすっとんでますけど、カミヤ先生の木材の基礎知識、知っておいて損はないので、2~7もご覧になることをおすすめします^^

木は絶対に反る

木というのは、丸太を縦に真っ二つに割れば、それぞれが外側に反るのだそうです。繊維の外側に引っ張られる感じですね。製材していても、必ず反ります。

前回ご紹介した動画でもお話がありましたけど、木の板は、年輪の外側に向かって反っていきます。
木表が上なら両サイドが反り上がってくる感じですね。

前回の記事はこちら

板の反りの直し方

木材は必ず反るのですが、反ってしまった板も直す方法があります。

木表の両サイドが反ってきた場合、木表だけ水に濡らし、木裏を日に当てて15分~20分ほど乾かすと反りが戻ります。

実際の木材を日に当てて反りが直る様子も動画にあって、木の変化がよ~くわかります。

さらに日に当て続けると、今度はまた逆に反っていきますので、反りが戻ったら水分を拭って使用するか、保管する場合は平らに置いて反り止めの重しをします。

重さをかけると、反りにくくなるので、保管方法も大切なんですね~。

ただし、この方法は10mm~20mmくらいの厚みの板までとのこと。

さらに厚みのある板の場合は、反りを直すのは難しく、自動カンナで整えるのがおすすめということですが、これはちょっと大掛かりな道具が必要なので、初心者のDIYでは反りの少ないものを購入して反らないうちに使ってしまうのがベストですね。

あひるは板って反ったらもうどうにもならないと思ってたから、こんな方法があるのか~、とまたまたお勉強になりました。

乾燥材と反り

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板の反りというのは、木が湿気を含んでいると乾くときに反りやすくなるもので、しっかり乾燥させた乾燥材であれば、反りも少ないので、木材を購入するときは、乾燥材を選ぶといいですね。

あひるが参加しているK組のサークル内では、メンバーさんが野路板をDIYで使用していて、それはもう湿気もスゴイのだそうで、それを乾かすにも、ホームセンターの方にアドバイスをもらうなどして、いろいろ工夫されていました。そうして工夫してもやっぱり反るものは反るのだそうです。

手間暇を掛けた木材は、愛着も湧きますが、そこまで手間が掛けられないという場合もありますよね。

そういった手間を省くには、乾燥材を使うといいんですね。ちなみにカミヤ先生もメール会員限定で、木材の販売されています。

乾燥されていれば、反りにくいということなので、DIY初心者でも気軽にチャレンジできますね。ただし、保管方法が悪ければ、反ることもあるので要注意ですけど。

効率化を考えるなら別の用途に

木材が反ってしまうと、反りを直す方法もあるけど、その分手間がかかります。厚みのある木材ならなおさらです。

DIYを事業で考える場合は、効率化も大切な要素なので、そういった手間をいかに減らすかも課題になってくるわけですよね。人件費(時間・手間)の部分をいかに減らせるか、こうしたことも意識していかないとね。

人件費が減らせるということは、価格設定にも影響してくるもんね、これはは大事。

カミヤ先生、今回もわかりやすい動画、ありがとうございましたm(_ _)m

最後にちょっとだけアピール!

あひるの参加しているK組のサークル「DIY副業化研究会」は、効率的に売れる家具を生み出す考え方など、DIYに関するプラスアルファの知識を人気家具作家さん(=あひるの師匠)から直接学びとれるサークルです。よかったらこちらも覗いてみてくださいね♪


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