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"きっかけ"はなんでもいい

難しい本を読んでいる人って知的な感じがするし、かっこよく見える。


本屋さんで他のお客さんがこんなことを言っているのを耳にした。

「"マンガでわかる〇〇"じゃ読んだうち入らないよ」


この言葉に私は疑問を持ちました。

(なんで、読んだうちに入らないのだろう)

その人は若い男性でスーツを着ていた。タメ口だったので、同僚におすすめの本(ちなみに、"7つの習慣")を紹介していた。

マンガでわかるシリーズはマンガではないものと比べて、絵が多い。だから書いてある内容がだいぶ簡単に説明されていたり、文字の情報量は少ないかもしれない。

でもその分、マンガの主人公を自分に置き換えやすいように表現されていたり、記憶に残りやすい工夫がされていると思う。


同僚にマンガじゃない本をおすすめした人を悪く言いたい訳ではなくて、マンガでわかるシリーズも、そうじゃないものもそれぞれ良い部分がある。

私は文字がぎゅうぎゅうに詰まった本を読むのが苦手だったけど、マンガシリーズを読むようになってから、その本の良さを知り、マンガシリーズ以外の本も楽しく読めるようになった。今では、週に最低でも3冊は読むようにしている。

長い文章を読むのはちょっと...という人には、マンガシリーズは分かりやすくて、楽しく始められるきっかけになると思う。

マンガだからという理由で、せっかくの選択肢を狭めなくてもいいんじゃないかな。


形にこだわらなくてもいい。
周りの目を気にして、かっこつけなくてもいい。
きっかけはなんでもいい。


確実に身に付けたい方法で、これなら自分でもできそうという方法で、まずはやってみる。

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