フリーランス新法とWEBのフリーランス
こんにちは。とうごう源です。
つい先日4月28日にフリーランス新法が成立しました。
詳細はこちらの概要をご覧ください。
特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律案(概要)
https://www.cas.go.jp/jp/houan/230224/siryou1.pdf
内容の説明は様々なメディアが報道しているので、私の方では割愛させていただきます。
で、結局どうなるの
フリーランスの方は契約の勉強が必要です。
企業はお仕事をお願いするまでのフローを新法に合わせて作成、実施をする必要があります。
お願いする業務の内容としてLPのコーディングというのはよく発生します。今まではフリーランスの方にLPコーディングお願いします!こちらデザインデータです!見積もりお願いします!金額OKです!納期はこちら!とできていました。
今後新法が施行された場合、
仕事依頼の前に、下記を整える必要があります。
具体的な内容、実施日(弊社では実施)
報酬の金額、支払い期日、支払い方法、(弊社では実施)
成果物の内容、納期、納入方法、検修、(弊社では実施)
契約不適合責任、解除条件(弊社では実施)
守秘義務(弊社では実施)
損害賠償(弊社では実施)
※弊社ではフリーランスの方に上記の内容を記した基本契約と注文書、秘密保持契約をお願いしています。
上記の契約内容を全てフリーランスが把握している必要があります。また、今までメールやツールでの契約で案件を依頼していた会社は上記を契約書として作成、締結する必要があります。
上記はそもそもやるべきことであると思います。私もフリーランス時代に泣きをみたことがありました。。一方で、企業にもフリーランスにも仕事依頼前の整備が必要不可欠になるため、よっしゃWEBフリーランスで稼ぐぞ!はかなり厳しくなるような気がしています。
それはおそらく、上記内容を勉強する時間と契約内容をチェックする時間、それにかかる打ち合わせ時間、実際の案件の作業と打ち合わせ時間を合わせて、案件の報酬を割って時給計算するとおそらく1000円を切ってしまうのではないかと思うからです。
元々会社のデザイナーやエンジニアだった方はともかく、これからWEBフリーランスになるぞ!は、最初のイニシャルコストを回収するまで心が折れずにやれるのか、、
かなりWEBフリーランスは人数が増えてきたので、いい傾向だなと思っていましたが、これは減っていく要因になりかねないので心配しております。
かといって、契約をするのは必須とも思っているので難しいなあという感じです。難しい。
最後に
宣伝でございます。
企業の方へ
上記の法律が施行されるのは決まりました。しかし、急に社内で対応するのは難しいと思います。ぜひ、私にご相談ください!施工までにどうしたらいいのかをご説明させていただきます。弊社は契約書周りを全て顧問弁護士にお願いしております。どうやってその契約書周りを整備していったか、何が必要で必要じゃないことの分別、社内フローの整備までお引き受けさせていただきます。
ご連絡は下記アドレスまでご連絡をお願いします。
info@banso.tokyo
フリーランスの方へ
これはチャンスです。弊社宛にメールをいただくフリーランスの方は、ほぼ特徴が同じで勿体無いなと感じていました。他のフリーランスとここが違うとアピールするチャンスだと思います。WEBにおける契約書の勉強をしましょう!もしお問合せが多ければ、弊社顧問弁護士にお願いしてフリーランスのための契約書勉強会を開かせていただきます。
ご連絡は下記アドレスまでご連絡をお願いします。
info@banso.tokyo
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