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松本りんすにゆーびーむ☆逆プロポーズ。アメトーークCLUB。

所持金3000円の売れない芸人とギャルがケンカばっかりしてるのに結婚した。
情報だけなら不安になってもいいのに、なんかめでたい気分になる。

人が結婚したり出産した報告には
「この先山ほど不安をしょいこむことになるのになんで祝福するんだろう」と疑問を感じていたのに、この結婚はなんだか嬉しかった。
なんやったらこの先別れたり芸人やめたりしても、この一瞬があるから良かったんじゃないか、と思ってしまうぐらい良い写真も出ていた。スピードワゴンのふたり、年齢を感じさせない、わくわくするものを連れてきそうな笑顔。

普通に「プロポーズ」って言えばいいのに、番組のほうで最初に「逆プロポーズ」って言ったのにつられて、後で言及したみんなも「逆」って言ってるのがちょっと面白かった。逆ってなんやねん。
りんすが酔って先輩に発した言葉「お前、俺に奢れて幸せそうやな」も、「俺に逆プロポーズできて幸せそうやな」になり、「逆」が入ると言葉に引っ掛かりができて味が出る。ちょっと時代おくれな感じもりんすのキャラにあっている。逆に幸せそうやな!

過去にりんすとゆーびーむの架空結婚エピソードを書いた気がしたけど何を書いてるのか意味がわからなすぎて。紙の日記に書いてたら燃やしてるところだった。

「シュー」をやると、芸人仲間にさえ
「ザコシショウのやつやん」
と言われてしまうのが地味につらい。あれはりんすが本家であると、どこか大きめの番組でザコシショウに発言してほしい。
やるたびに平気でパクッてる痛いやつと思われる。


ソニー芸人地獄回「売れる率0パーセント芸人」のために1か月だけのつもりで有料会員になったアメトーーククラブも、けっこう良い。
会員限定で聞けるプロデューサーの加地さんと芸人たちのラジオがあるんだけど、CMがいっさい入らない、自分だけに話してくれてるような感覚のラジオってこんなに快適だったか。ながいあいだ忘れていた感覚。

ダチョウ倶楽部のリーダー肥後さんをゲストに
「押すなよ!絶対押すなよ!」「俺がやるよ!どうぞどうぞ」あつあつおでん、熱湯風呂芸などの一連の流れがどこから始まったかを回想する。最初は片岡鶴太郎さんが熱いおでんを口に入れられて、熱さに本当に噴き出したとか。上島さんが亡くなったあと、長年おでん作り担当の人が泣いて、ついおでんを煮込みすぎて箸でつかめないくらいホロホロになってしまった。
EXITのふたりの、ユーチューバーとテレビがそれぞれ面白いのに壁があるのを取り去りたいひたむきさと、その中で小説執筆のためにテレビを断ろうとしていた。芸人の本がまともに評価されるとこが多い中で本はそこまで評価されなかったけど、本気だったことが本好きとして嬉しい。
マヂカルラブリーがゲストの回では、村上がそこにいるだけでいいのか悩んでいるときに和牛の川西さんに助けてもらったエピソード。意外な人が出てきてつながる。
「サクマさん」「カジさん」って名前だけは聞くけど、こんな感じなのかー。アドバイスしようとして出演者を委縮させてしまったり、印象に残ろうとギャグをいらないところでかまされて迷惑したり、上司としての大変さも伝わってくる。けっこうな量があるし、お笑い好きなら損したとは感じないんじゃないかと思う。本家アメトーークのテンションの高さより好きな人がいてもおかしくないくらい。





読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。