2023.7.6日記(『双蝶々曲輪日記』観劇)

今日は仕事帰りに歌舞伎観た。
国立劇場7月歌舞伎鑑賞教室「双蝶々曲輪日記」https://www.ntj.jac.go.jp/sp/schedule/kokuritsu_l/2023/5711.html

話はよくある人情物って感じ。誤って人を殺しちゃった相撲取り・濡髪長五郎が母を訪ねてくる。母の元には侍になりたての義理の息子・与兵衛がいて、与兵衛は長五郎を捕まえる役目を与えられていた。母は実子の長五郎を庇おうとする、継子の与兵衛はそれを哀れに思い長五郎を逃がそうとする、長五郎はその心に感動し自ら捕らえられようとする。お互いの思いやりが涙を誘う…。

だけど思ったより全員言ってることがコロコロ変わるし、設定も無理矢理なところがあるので、そんなにシリアスな劇ではないんだと思う。その点義理の息子を演じてた芝翫さんが一番うまいと思った。演技がカラッとしてて、軽やかに台詞を言っていて、いい塩梅だった。笑いも起きてた。

それにしても鑑賞教室の最初の解説部分、毎回舞台機構の盆回しばっかりやっている。見た目に派手だけど、毎回やると飽きてしまう。

今日と明日は妻が出張でいない。
普段食べない辛い麺でも作って食べよう。