56.ダメな自分がいることでバランスを取り直す組織

たまにふと新人時代を思い出す。

14年も前のことである。
新卒で入った会社で新人時代に、
所属する組織の先輩方から猛烈にいじられ、
ダメダメキャラでいた(当時は本当にダメダメだったが)のは、
その組織の結束を強めるために、
少し自分が演じていた部分があるのではないか?
とふと思ったのだ。

確かに、ダメダメな自分がいることで、
組織が活性化していく感覚があった。
『みなみっくすはダメだなぁ・・・』
『我々が教えてあげないと・・・』

ダメな自分でいることは
その当時、自分の居場所を作るために、
必要だったのだ。

つまり、仕事のできない、ダメな自分でいる辛さは実は自分自身が作り出していたのかもしれないということだ。

私は過去に何かの経験で認知が歪んでしまい、
受け取り方と行動の仕方に変な癖がついている可能性がある。

振り返ると、思い当たるふしがある。

自分にとって何か不都合なことが起きた時は、
自分が誰かに対して、
伝えたいメッセージが別にあるところを
ゆがんだ形で表現しているのかも・・・
と、疑ってみるといいかもしれない。

いま私は1つ1つの認知のゆがみを、
U理論をベースにした『関係コンディショニングワーク』という方法で明らかにし、解放することで、人との関わりの中で起きる認知のゆがみをなくし、より生きやすい自分になろうとしている。

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