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【チーム2】 04. 南伊豆町の若者が活躍できる施策

Hello!
南伊豆町地域連携ワークショップ、チーム2連絡係のいちらです。
2ヶ月間のチームワークを経て、私たちは最終報告会に向けた施策の提案をブラッシュアップしました。南伊豆町の皆様や早大職員の皆様にたくさんたくさんご協力いただいたおかげで、ここまでたどり着くことができました!今回の投稿は、ワークショップ全体のまとめと、私たちの最終報告についてです。

施策の方向性

小中高生」と「テレワーク施設」を主軸に、「大学生らしさ」を追求する形で始まった私たちチーム2のグループワーク。ヒアリングを通して町の方々の想いを聴き、私たちが提供できる大学生らしさは「柔軟な発想」であると判断しました。

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・美しい自然がたくさんあり、観光に最高のロケーションである南伊豆町。
・海の幸から山の幸まで、美味しい食材に恵まれている南伊豆町。
・テレワーク施設の導入やワーケーションの推進など、時流に乗った取り組みに積極的な南伊豆町。
・高等教育機関がなく、若者の転出超過が加速している南伊豆町。
・進路の選択肢が限られており、ロールモデルとなる職種が少ない南伊豆町。

様々な側面から見た南伊豆町について伺う中、どうしても「目に見えない魅力や選択肢」に気付きづらい環境であるように感じました。その中でも特に、私たちの施策の中心となる小中高生に関して「将来の選択肢を大人が提供不足なのではないか」という気付きがありました。

したがって、私たちの考える施策の方向性は、
①南伊豆町の子ども達の選択肢を広げ、
②その活動を通して南伊豆のついての理解を深めてもらい、
③地域と子ども達のより強固な関係を創出し、
④将来的に「南伊豆に帰って来たい・貢献したい」と思ってもらうことで、
中長期的に南伊豆町の若者が活躍できるようにする」、
という形に収まりました。

施策具体化までの道のり

南伊豆町の現状と課題に沿った施策を考えるため、私たちは他の自治体で実施の前例があるものを参考にし、実際に担当者とのコンタクトも図りました。

参考にしたのは、
・山口県長門市の「Nセンター」
・東京都町田市の「子どもセンター ただON」

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南伊豆町同様、長門市にも高等教育機関がなく、プラスαの学習拠点として建てられたのが「Nセンター」。角川ドワンゴが運営する通信制高校「N高校」のリソースが利用できる小中高生向けの施設であり、他にも複数の自治体に設置されています。
南伊豆町ではすでにテレワーク施設の普及が進められているため、このようなオンライン教育の拠点を設けることは比較的容易なのではないかと私たちは判断しました。部活動や課外活動が限られている南伊豆町において、Nセンターの設置は子ども達に新しい「居場所」を提供できることになります。働く大人と同じテレワーク施設を拠点とするため、間接的な接点によりロールモデル創出を見込むこともでき、必要に応じて直接的な接点を設けるプログラムを用意することも可能です。また、ヒアリングではN高校のような通信制高校に対してネガティブな印象が持たれているように感じたため、私たちはそれを覆したいという想いもあります。

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近年、行政における子どもの参画が多くの自治体にて推進されている中、町田市では1996年に「子ども憲章」を制定し、いち早く子どもの参画を取り入れています。2013年に地域の小中高生が集まるハブとなる「子どもセンター」建設にあたり、地域住民などを交えた「子どもセンター建設準備委員会」を立ち上げ、主な利用者となる子ども達自身の意見も取り入れるべく「子ども委員会」も設けました。
私たちの提案する「Nセンター」の設置に際しても、主な利用者となる町の子ども達の意見を取り入れ、参画を経験してもらうことで地域への理解も深めてもらえるのではないかと考えました。また、集まった有志の子ども達にはNセンターの運営自体も継続して一部担ってもらい、そこでの活動で獲得した南伊豆に関する情報を広報という形で外部へ発信する活動にも取り組んでもらうことを想定しています。このような活動は、子ども達と地域との中長期的なつながりを創出し、外部発信活動による新たな関係人口誘致も見込めるのではと考えました。また、子ども達の活動は学業以外の活動実績として残り、その後の進学への糧にもできると考えられます。

それぞれの自治体の取り組みについて詳しく知るため、直接担当者へ連絡を行い、それぞれの施設・活動の詳細や現状、予算、規模感、取り組みなどを詳しく伺いました。

各々のステークホルダー

テレワーク施設を活用し、「Nセンター」を作り、その中で活動する「子ども委員会」を立ち上げること。ここから私たちはこの施策に関わるそれぞれのステークホルダーの役割や利点をまとめました。
直接関わることになるのは、
①役場(及び南伊豆町全体)
②働く大人(テレワーク施設の運営者、利用者)
③若者(南伊豆町の小中高生)
④子育て世代(小中高生の保護者)

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南伊豆町にすでにある「テレワーク施設」、そこで活動する「働く大人」、Nセンターのリソースを提供する外部の「民間企業」、南伊豆にいる「子ども達」。これらの要素全てを最大限に活かしたのが私たちチーム2の施策です。南伊豆町の子ども達の将来の選択肢を広げ、地元への愛着を深めてもらい、中長期的に活躍してもらうことが可能になるこちらの施策を、私たちチーム2として提案いたします。

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おわりに

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2ヶ月間、私たちは考えました。どうすれば南伊豆町の若者が活躍できるのか。どうすればより多くの選択肢を提示できるのか。どうすれば南伊豆町の若者に「中長期的に南伊豆町に貢献したい」と思ってもらえるか。考え続けた結果、いつの間にか私たちの気持ちにも変化がありました。それは、私たち自身が「中長期的に南伊豆町に貢献したい」ということ。最終報告会を終えて、今回の南伊豆町地域連携ワークショップは幕を閉じます。しかし、私たち早大生と南伊豆町の繋がりはまだまだ続くと、私たちは確信しています。

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