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ホン班長の思い出も一緒に…心を癒してくれる温かいドラマ『海街チャチャチャ』

 안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。

 世界の多くの人にショックを与えた衝撃作『イカゲーム』と対極で、癒し系ドラマとして評判になったのが『海街チャチャチャ』です。

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写真は特記以外すべて公式サイト(http://program.tving.com/tvn/chachacha)より。

 計画的な現実主義者である女性歯科医ユン・ヘジン(シン・ミナ)と、海街でさまざまなバイトをしながら自由に生きている男性ホン・ドゥシク(キム・ソンホ)の”ティキタカ”ラブコメディ・ドラマです。久々の癒し系韓国ドラマとして多くの人々に愛されています。

(*ティキタカ tiqui-taca:スペイン語で卓球のボールが行ったり来たりする様子を意味する言葉で、短いパスをスピーディーに出すサッカーの戦術の意味も持っています。お互いに息がよく合ってテンポよく交わす会話を意味します)

 ソウルで歯科のペイドクター(開業はせずに給料をもらって働く医師)として高給を稼いでいたユン・ヘジンは、ゴンジンという海街で開業します。ゴンジンで「ホン班長」と呼ばれるホン・ドゥシクに出会い、自分とは世界観や価値観も異なる彼にいつしか心を奪われていきます。

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 二人のラブコメディだけではなく、街の人々がみんな主人公になるリアルヒューマンストーリーが描かれていて、幅広い視聴者層が楽しめるドラマです。出演者たちのチームワークもよく、自然な演技で心が温まります。

『海街チャチャチャ』の原作は2004年に公開された映画『どこかで誰かに何かあれば間違いなく現れるMr.ホン』で、ドラマはリメイク作品です。この映画はキム・ジュヒョクとオム・ジョンファの主演作です。

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Movie.naver.com

 男性主人公を演じたキム・ジュヒョクは、2017年、交通事故で45歳で他界しています。多くのファンにとってあまりにも急な悲報でした。今でも彼のことや彼の出演作は記憶に新しく、多くの人は「ホン班長」と聞いてすぐに彼を思い出していると思います。映画も評判がよくて男女の主人公の相性もよかったので、映画のファンもリメイクドラマ化されることがとてもうれしく、親しみを感じていることと思います。

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 映画とドラマ、それぞれでホン・ドゥシク役を演じた二人は、時期は違いますが、人気のバラエティ番組『1泊2日』に出演したことがあります。ドラマでもホン班長のキャラクターと歯科医師であるユン・ヘジンのキャラクターは同じです。ドラマでは映画にはなかったホン班長の過去がミステリーのように描かれていて、それがドラマの楽しみになると思います。

 안녕!


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