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韓国の湖巌(ホアム)美術館

안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。
韓国にある湖巌(ホアム)美術館に行ってきました。

湖巌美術館はソウルから約40km離れた京畿道(キョンギド)の龍仁(ヨンイン)市にあるエバーランドの近所に位置しています。サムスングループが運営する美術館で、美術館名の「湖巌」はサムスングループの創業者である李秉喆(イ・ビョンチョル)の雅号です。李秉喆が30年間かけて収集した約1200点の韓国美術品を展示する美術館で、1982年4月に開館しました。

美術館は展示室のある建物と「ヒウォン」という庭園に分かれています。人気の高い美術館で、平日のオープン時間に行くとわりと空いていてゆっくりと展示の観覧や庭園を楽しむことができます。

自然に囲まれている湖巌美術館は春には桜、秋には紅葉が見どころで、展示の鑑賞目的ではなくても訪れる人が多いです。美術館の周りには孔雀を放し飼いしていて、運が良ければ華やかな羽を広げる姿を見ることもできます。庭園の東門の奥は一般には公開されていませんが、そこに李秉喆のお墓もあります。

韓国の伝統的な美しさを保つ建物は1階に展示室とミュージアムショップ、2階にまた展示室があります。

開放感のある建物の2階には窓際に外の景色を眺められる休憩空間があって、そこからは美しい蓮華の庭が眺められます。

今回は『a dot a sky kim whanki』という金煥基(キム・ファンギ)の作品展が開催されていました。

金煥基(1913年2月27日〜1974年7月25日)は韓国を代表する抽象画家で韓国の山川、空、月、雲、白磁、伝統模様など韓国ならでの素材を抽象化して点、線、面に表し全面点画を描いています。

現在取引される韓国画家の作品の中で、一番高値を記録した10の作品中、9は金煥基の作品とされます。余談ですが、金煥基はBIGBANGの元メンバーT.O.Pの母方の親戚だそうです。金煥基の『a dot a sky kim whanki』展は2023年9月10日まで開かれます。
 
サムスングループが運営する梨泰院にあるリウム(Leeum)美術館とホアム美術館を巡回するシャトルバスが1日2回運行されています。
 
*ホアム美術館公式サイト
https://leeumhoam.org/hoam
*ホアム美術館住所
38, Everland-ro 562beon-gil, Pogok-eup, Cheoin-gu, Yongin-si, Gyeonggi-do
 
안녕!

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