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『応答せよ』シリーズのナイスな助演キャラから『愛の不時着』のあの人まで…特別出演の俳優たち(『賢い医師生活』について#4)

 ドラマ『賢い医師生活』について、4回目です。今回は特別出演のキャストについて。

 このドラマの監督・脚本は、大ヒットした『応答せよ』シリーズと『賢い監房生活(邦題:刑務所のルールブック)』のシン・ウォンホ監督とイ・ウジョン脚本家。そのため両作品に出演した俳優が、助演やカメオとして数多く出ています。

 第1話、ユルジュ病院を経営するユルジュ財団会長の息子アン・ジョンウォン(ユ・ヨンソク)の家族としてソン・ドンイルとキム・ソンギュンが出演しています。

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ドラマ『賢い医師生活』からのキャプチャー画面。葬儀のシーンで、最初は並んで登場し、もしかしてと思わせる演出。真ん中がソン・ドンイル、下がキム・ソンギュン。

 この2人は『応答せよ』シリーズにお父さん役などで出演し、ドラマに欠かせない存在でした。

 第7話、病院の入院患者として、『恋スケッチ~応答せよ1988~』の主人公・チェ・テク(パク・ボゴム)の両親役の2人が、なんと同じ夫婦役としてカメオ出演しています。お父さん役のチェ・ムソンは『賢い監房生活』にも出演しており、お母さん役のキム・ソニョンは『愛の不時着』『椿の花咲く頃』でもご近所おばさんとして存在感を放っていた女優さんです。

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ドラマ『賢い医師生活』からのキャプチャー画面。『恋スケッチ~応答せよ1988~』とまったく同じキャラクターとして登場。

 ちなみに第1話に病院の顧問弁護士として『愛の不時着』でセリ(ソン・イェジン)の次兄セヒョンを演じたパク・ヒョンスが出演しています。

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ドラマ『賢い医師生活』からのキャプチャー画面。あの悪いお兄さんが真面目な弁護士役で登場。

 第5話からは、イクジュン(チョ・ジョンソク)の元カノとして『応答せよ1994』の主演女優コ・アラ(Ara)が登場します。

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ドラマ『賢い医師生活』からのキャプチャー画面。女優本人役ということで、第6話では朝から女優メイクで登場。

『賢い医師生活』には演技力が高い実力派俳優がカメオとしてたくさん登場しているのも見どころのひとつです。作品によってキャラクターが違い、彼らの演技を楽しめるので、『応答せよ』シリーズや『賢い監房生活』を見ていない人はこれらの作品もぜひ見てほしいです。

【『応答せよ』シリーズ】
発表された順に2012年放送『応答せよ 1997』、2013年放送『応答せよ 1994』、2015年放送『恋のスケッチ 応答せよ 1988』の3作品。すべての監督はシン・ウォンホ、脚本はイ・ウジョン。家族、初恋、友情などをテーマにしたハートフルなドラマシリーズ。3作品それぞれのヒロインの父親役はすべてソン・ドンイル。3作品ともNETFLIXで視聴可能。

【『賢い監房生活』】
『応答せよ』シリーズのスタッフで制作され2017~2018年に放送された。一夜にして犯罪者となったスターが、刑務所に収監される。絶望の中、劣悪な環境でも再起していくヒューマンドラマ。邦題は『刑務所のルールブック』でNETFLIXで視聴可能。ソン・ドンイルはこちらもに重要な役で出演。このスタッフが再結集した2020年最新作が『賢い医師生活』。


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