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まもなく公開! 話題の映画マ・ドンソクとソン・ソック主演『犯罪都市 THE ROUNDUP』

 안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。

 2022年5月18日に韓国で公開された映画『犯罪都市2』。
 前作『犯罪都市』の大ヒットに続き期待するファンが多かった作品ですが、その期待を通り越して公開から3週間で観客動員数1000万人を超えました。コロナ時代に初1000万人を超えた映画としてさらに話題になり、2022年8月26日時点で観客動員数約1269万人のメガヒットになっています。
 日本では『犯罪都市 THE ROUNDUP』というタイトルで2022年11月3日の公開が決まっています。

 ストーリーは前作の加里峰洞(カリボンドン)掃討作戦から4年後。衿川(クムチョン)署の強力班はベトナムに逃走した容疑者を連れてくるようにとミッションを受けます。怪物刑事マ・ソクトとチョン・イルマン班長は容疑者を怪しく思い、その背後で悪行を行うカン・へサンの存在に気付きます。マ・ソクトと衿川署の強力班は韓国とベトナムを行き来し、歴代級の極悪非道な犯罪を犯しているカン・へサンを本格的に追い始めます。

 残酷なシーンも少なくないですが、コメディとアクションがバランスよく楽しめます。制作費は130億ウォンでアクション映画としては低予算作品です。損益分岐点は観客動員数150万人だそうで、大成功となりました。

 マ・ドンソクの初登場のシーンなど前作のオマージュがけっこうあるので、新作を見る前に『犯罪都市』を見ておくと楽しみが倍になると思います。
 2017年に韓国で上映された『犯罪都市』の総動員数は688万人でした。悪人のチャン・チェン役は元アイドルクループ「GOD」のメンバーであるユン・ゲサンが演じています。ファンの間ではチャン・チェンと『犯罪都市2』でソン・ソック演じるヘサンが戦うとどちらが勝つかという話でも盛り上がりました。
 既に撮影に入っている『犯罪都市3』は2023年6月の公開を予定しています。悪役にはイ・ジュンヒョク、舞台は仁川になると言われています。日本人俳優の青木崇高はヤクザ役として出演が決まっています。

*マ・ソクト役 マ・ドンソク

『犯罪都市』は総シーズン8を予定に進行しています。マブリーというニックネームで親しまれマ・ソクト役を演じているマ・ドンソクが企画・制作に参加しています。
 マ・ドンソクはアメリカのマーベル映画『エターナルズ』にも出演しています。彼は1989年にアメリカに移住して国籍はアメリカです。2016年の韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』で魅力を発揮しました。
 大きな体と迫力のあるアクションや、怖い外見とはギャップがあって女性や弱者には優しくてコミカルなしぐさなどが最大の魅力として多くのファンに愛されています。

*カン・ヘサン役 ソン・ソック

 ヒットの追い風には韓国映画界の歴史に残る悪役とも言われるカン・へサンを演じたソン・ソックの存在が大でした。映画の公開日と、終盤に向かっていたドラマ『私の解放日誌』の放送が重なり、ク氏役で注目され人気が急上昇していったソン・ソックがこの映画でさらに注目を集めました。
 繊細に役を演じるソン・ソックの俳優魂は多くのファンの心を動かし、今年一番注目される俳優となりました。最初に脚本を受けたときはカン・ヘサンは言葉の数が多く、悪口もよく言うキャラクターだったのを、ソン・ソックはカン・ヘサンを言葉の数を少なくさせ行動でキャラクターの特徴を表せるように変えたそうです。結果的にそれがさらに残酷な悪人として仕上がりました。ファンの間では『私の解放日誌』のク氏の過去がカン・ヘサンだという妄想も話題になり、ソン・ソックの人気はますます上がっています。

*チョン・イルマン役 チェ・グィファ

*チャン・イス役 バク・ジファン

 チェ・グィファはドラマ『未生』に、バク・ジファンはドラマ『私たちのブルース』に出演しています。また二人とも前作『犯罪都市』にも出演しています。

안녕!


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