チームで挑めばクラウドファンディングなんて怖くない!成功のコツ
ハチワンダイバーという将棋漫画を全巻もっている、ジンボラボ 神保貴雄です。
何年か前から「個人の時代がくる」というようなことを聞きますが、果たしてどうでしょうか?
人間はもともと集団で生活をせざるえない環境にありました。
ゴリラほど腕力はないし、チーターより速く走れないので、集団の力をもって厳しい自然環境を生き抜いてきた経緯があります。
インターネットが普及して、世界がどれだけ進んでも根本は変わらないと思っています、僕は。
話が脱線しましたが、クラウドファンディングにも同じことが言えます。
ひとりの力ではどうしても超えられない壁っちゅーもんがあると思うんですよ。
回りを見回してみてください。
いるっしょ!?
いるっしょ!?仲間??
この記事ではクラウドファンディングにチャレンジす際にチームで臨んでみてはいかがかしら、という提案をさせていただきます。
ということで早速いってみましょう!!
アイディアの量が圧倒的に増える
とにかく脳みそがたくさんあることは強いことです。
ひとりでは逆立ちしても横になっても斜めになっても出てこなかったようなアイディアが、チームなら赤子の手を捻るように出てきます。
チームでコミュニケーションをとっていくなかで、そこからケミストリーが起きることもありますからね。
プロジェクトのコンセプトという軸はブラさずに、その軸にアイディアという肉を肉付けするように進めていけると強いプロジェクトに成長します。
いつもアイディアに溢れるようなチームづくりを心がけましょう。
作業が分担できて、さらにチェック機能が働く
僕がクラウドファンディングで一番おもしろいな〜と思うのが、やらなくてはいけないことがいっぱいあることなんですよね。
▶︎文章を考える
▶︎写真を撮る
▶︎動画を撮って編集する
▶︎SNSからの発信
▶︎クラウドファンディングとの折衝
▶︎リターンを考える
▶︎リターンを用意する
たくさんありすぎて書ききれへん!!
飛び抜けたひとつの能力ではなくて、諸々の総合力を試されるのが他のコンテンツにはない特徴。
とは言え、これを全部ひとりでやろうとするとストレスでしかありません。
クラウドファンディングは長期戦なので、どこかで爆発してしまう予感。
となるとやはりチームで取り組むのが賢い選択かと。
何人チームでチャレンジするのかは状況次第かと思いますが、適材適所で上手いこと作業を分担できるとすべてがスムーズに進みます。
もうひとつ大切なのが「チェック機能」が働くことですよね。
いくら適材適所とはいえ、どのタイミングでミスが発生するかはわかりません。
お互いに進捗状況を報告しながら、見落としなどないかチェックを入れていきましょう。
そのチェックを経て、また新しいアイディアや改善案がでることもあります。
ひとりクラファンだと、このあたりが絶望的に機能しないんですよね……。
ひとりの場合でも作業を写真や動画は外注する、というのもありですよね。
とにかくひとりで最後まではしんどすぎるのでオススメできません。
拡散発信が強くなる。数の力を利用する。
クラウドファンディングではSNSからの拡散発信活動がメチャクチャ重要です。
ほとんどここで決まる!と言っても過言ではありません。
となると、ひとりで発信していても限界があります。
2人チームなら倍、5人チームなら5倍、10人チームなら10倍の拡散力で発信可能。
これが最大の強みかもしれません。
またクラウドファンディングの性質上、どうしたって関わってくれる人数が多い方が有利。
ひとりの支援者に100万円を支援してもらうのは非常に難しいですが、100人から1000円の支援いただくのはハードル低いですよね。
で、ひとりで100人にお願いするより、5人で20人にお願いする方がさらにハードルが低くなります。
これぞ数の力!!
これぞチームの力!!
あなたのプロジェクトに関わってくれる人をいい感じに増やましょう。
励ましあえる。愚痴りあえる。
これは実際に募集が始まってから感じることになることですね。
必ずしも最初からスムーズに支援が集まるとは限りません。
そんなときは愚痴のひとつでもこぼしたくなりますよね。
そんなときあなたひとりだったらこぼしたい愚痴もこぼせません。
どうせ愚痴をこぼすなら、プロジェクトの全容を知っている人の方がいいに決まってるじゃないですか。
愚痴をこぼしながら、励ましあいながら次の一手を考えるのもクラウドファンディングの醍醐味!
達成or絶望を分かち合える。絆が深まる。
日本語に「同じ釜の飯を食った仲」という表現があります。
僕の中では「同じクラウドファンディングに挑戦した仲」である!と言っても過言ではありません。
3ヶ月〜4ヶ月と長期戦になりやすいクラウドファンディングをスタートからフィニッシュまでともに走り続けたチームの結束力は高くならざるをえません。
もちろん目標金額に達成するのも大切なことですが、それ以上に仲間との絆が深まる……例えクラウドファンディングに失敗したとしても、それ以上の副産物が手に入ります。
お金は使えばなくなってしまいますが、友達は使えば使うほど仲良くなれます(使うとは一緒に何かをするという意味)。
お互い使い倒しましょう!
チームで挑めばクラウドファンディングなんて怖くない!成功のコツ まとめ
クラウドファンディングに挑戦して目標金額を達成することがゴールではありません。
むしろそこからがスタートです。
そこからあなたの本当に挑戦したいプロジェクトが始まります。
やっぱりそのときにもチームの力って必要になってくると思うんですよね。
そのあたりを頭に入れておきながらのチームデザインができると最高。
二手、三手先をイメージして行動していきましょう!
新潟県でカメラマンとして活動しています。特に飲食店などのメニュー撮影、ブツ撮りに定評あり。ポートフォリオ→https://jinbo-lab.jp/。一般社団法人 愛南魚沼みらい塾理事。1980年生まれ。