日記:11月18日

恵比寿でナディッフを物色。布施くんの『涙のカタログ』を立ち読み。そうか、これはカタログだったのか(「カタログ」とは何たるかはあとがきで言及されている)。お茶する方いたら、とツイートしたら、多摩美の森川さんが来るとのこと。六本木で南谷理加「黙劇」展を見てから、合流。星乃珈琲店で2時間ほど話す。今年は美学校にも通っているらしい。ちょうどぼくも12月に美学校のゲスト講師をする予定だったので、昨今の美術批評とか新芸術校のあとのオルタナティブスクールの状況についても話す。それにしても、作家らしい振る舞いとは何なのだろう、と思う。その覚悟が生み出す作家とそうでない者の境界線が見えなくなったり、気にならなくなったりするあり方に関心がある。作家という神話が消えることはないにしても。近所の新しくできたスーパーで生食用の牡蠣を買って、ポン酢をつけて無言で食べる。やたらと最近、スーパーの牡蠣を食べている。近所の格安焼き肉屋が急に潰れてしまったことの影響もあるかもしれない。

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