見出し画像

つみたてNISAをはじめる

とにかく「株などやったことない」、「株式投資で良い思いをしたことがない」人は、投資で「リスクを取る」などという言葉は「地獄への誘い」のようにしか聞こえない人も多いと思います。
なので、まず最初は政府が国民の資産形成を後押しするために作られた税制優遇制度である「つみたてNISA」に乗ってもらうことをおすすめします。
「つみたてNISA」のメリットは、通常株式投資の売買で利益を得た場合、「キャピタルゲイン課税」という利益に対して20%を税金を納めることになっていますが、「つみたてNISA」では最長20年間まで投資して配当や売却益が出ても非課税となることです。
また、「一般NISA」では非課税期間が5年と短く、長期投資には向きませんが、「つみたてNISA」のように20年間あれば、先に述べた「リスクを取る」行動をとっても、損失の可能性をほぼ0に近づけることができます。(このことはまた、別の記事で説明します)

そしてその方法ですが、

  1. 「SBI証券」か「楽天証券」に証券口座を作る。

  2. この際、通常の「総合口座」と併せて「NISA口座」を同時に申し込む。

  3. 口座が開設されたら、積立の設定画面から、購入する金融商品と金額、購入タイミングを設定する。

という作業で終わりです。
そして、肝心の購入する商品ですが、

  • eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)

  • SBI バンガード S&P500

  • eMAXIS Slim 全世界株式

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド (楽天 VTI)

  • 楽天・全世界株式インデックスファンド (楽天 VT)

などです。
この中で一つに絞っても良いし、色々やってみたければ、S&P500と全世界株式を半々購入などでも大丈夫です。
ただ、購入する銘柄は必ずこの中から選択し、これ以外の銘柄を選ばないようにしてください。

まずはこれらを設定し1年間続けてみれば、自分の資産の推移が何となく把握できるようになり、イメージが湧くようになるでしょう。
なお投資金額ですが、「つみたてNISA」口座では「年間40万円」というくくりがあります。
年40万円はいつ始めても年単位ですので、例えば現在11月から始めれば、年末までの2ヶ月で毎月最大20万ずつとか、毎日なら〇〇〇〇円など、それぞれの証券口座で自動設定されます。
年が明ければ投資枠はリセットされ、毎月なら最大33,333円、毎日なら最大1,650円程度になるでしょう。

※投資金額はあくまで投資できる最大額であり、もちろん各々の環境や「お試しで」などからこれ以下の金額を決めても全く問題ありません。
※これらはあくまで「つみたてNISA口座」で行うことです。「一般NISA」とは別物ですので間違えないようにお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?