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【ドラマ感想】ヴィンチェンツォ#17#18

配信を待ちながら観るのは初めてで…一週間が待ち遠しくて仕方がない。

男が惚れる男ヴィンチェンツォに想いを馳せる

ヴィンチェンツォ。どうも女性だけではなく、男が心底惚れ込んでしまう、男のようだ。
クムガプラザの女性たちが一目見ただけで、虜になってしまったように、そして私も虜になってしまったように、その美しさから、女性からの人気は一目瞭然。

話が進むごとにヴィンチェンツォ支持者は広がっていく。女性だけではなく、男性にも…

敵対していたはずの人間まで…。

「兄貴(ヒョン)と呼んでいいですか?」
「兄貴(ヒョン)と呼んでくれ…」

圧倒的な強さと、筋の通ったやり口。
ただ力で押さえつける訳ではない。彼を裏切らなければ、自分も生きていける、そう思わせる信頼関係。
これが、コンシリエーレなのか。
ゴッドファーザーに憧れたことのある男性はみな惹かれてしまうはず。
私も映画「ゴッドファーザー」は観たものの、中学生ぐらいだったかな。内容はいまいち覚えていない。
けれど、クムガプラザの住人が言うのだ。

「ゴッドファーザーは俺の憧れだ」と。

勝手に恋愛模様を憶測してみる

どうも、ヴィンチェンツォとチャヨンの恋愛関係は私が望むほどには進まない。
ドラマの中で蜜月はあまり観られなさそうだ。

なんでだろう。
チャヨンの奥手具合は想像できるものの、どうしてヴィンチェンツォも煮え切らないのだろう。
で、私は勝手に憶測してみた。
今回の配信で、ハンソク会長に向かってさらりとヴィンチェンツォが言った、彼の悲痛な過去。
彼はどうやら育ての両親を敵対するマフィアに殺されたようだった。
そして、今回、韓国でも…
きっと大切な人ができる、ということは彼にとって彼以外の狙われる存在、失われると痛い存在、守るべき存在、相手にとってそれが彼を痛めつける一つの条件となりうることを痛いほどにわかっているのだろう。

やられたらやり返すけれど、それだけではない。
失うということはやはり彼にとって痛みなのだ。
ハンソク会長は家族を大切に思う気持ちがわからない、と言った。
ヴィンチェンツツォはそんな心のない人間ではない。
熱く、誰よりも信頼関係を重んじ、家族を大切にする。

だから、チャヨンとそんな簡単にそういう関係になれないのではないか。

と、勝手に憶測してみた。

時々、ヴィンチェンツォが見る夢も何か彼の過去と関係している様子。

最後の配信に向けて、ハッピーエンドになると信じてはいるが、
彼の過去も含めて、いい結末になってほしいなあと願うばかり。

これまでの孤独な過去から、暖かく共に歩んでいくパートナーのいる未来へと繋がってほしいなあと願う…



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