【読書の思い出】鳥山明先生

私の初恋は「ドラゴンボール」の孫悟空である。

小学生の頃、孫悟空が好きだった。
夢の中でチチと闘って、悟空を取り合ったことがある。（イタイ）

「Dr.スランプアラレちゃん」はアニメの再放送で見ていた。
私が小さい頃は夕方にアニメ再放送の時間があった。
毎日夕方の５時ごろ、テレビの前を陣取ってアラレちゃんを見ていた。
今でも始まりの歌（キータぞーきたどあーられちゃん〜）と
終わりの歌（ペンギン村からおはこんばんちは）を歌える。

アラレちゃんも可愛かったし、がっちゃんも可愛かった。
アラレちゃんに恋するおぼっちゃまんも可愛かった。

「ドラゴンボール」は多分記憶違いでなければ、毎週水曜日の７時から
アニメ放送をやっていたような記憶がある。
ゴールデンタイムにアニメ放送がやっていた時代だ。
「ドラゴンボール」を見たい私と、野球中継が見たい父。
いつもリモコンを取り合っていた。
一家に一台しかテレビがなく、サブスクもなかった時代の話。

小学生低学年の頃はみんなカメハメはで闘ったし、
机にいつもドラゴンボールを落書きし続けている子もいた。

「ドラゴンボール」が「ドラゴンボールZ」になり、悟空も死んだり生き返ったりしつつ、いつしかドラゴンボールに願い事もかけなくなったりしたけれど、
クリリンが死んだ時は泣いたし、クリリンが無事結婚できた時は心から祝福した。
鼻持ちならなかったサイヤ人の王子（ベジータ）は
いつしかツンデレキャラになり、
ヤムチャと結婚するものと思っていたブルマと幸せになった。

幼馴染の子は18号が大好きで、いつも18号を描いていた。
私は絵が下手だったけれど、18号に着せたい服を考えてその子に描いてもらったりして遊んでいた。

「ドラゴンボール」はアニメで見ていた記憶が強いが、兄二人がいて、自宅に全巻揃っていた時代もある。

私の中で「ドラゴンボール」は魔人ブウあたりで止まってしまってるけれど、
悟空からもらった「元気玉」魂は根付き続けていると思っている。

鳥山明先生のご冥福を心よりお祈りします。