アラフォーOLがたいせつにしたいものの話～おはこんばんちは😁

皆さま、おはこんばんちは！
アラフォーOLの南野紀美です。

noteを始めてお品書きを書いてみたものの、いったい何から書くのか迷い始めてしまった今日この頃。

アラフォーOLがアラフォーOLでなくなる話はあまりにも現在進行形すぎて自分の中で消化が追いつかない。それに、いわゆる『身バレ』が怖いチキンな私にはリアルタイムレポートは向いていない気がするし。

『身バレ』が怖い関係で、まだ存命である父母との関係や立ち退きの話も、何をどこまで『ぼかして』書けばいいのか匙加減を決めかねているし。

かくれペットロスの話は、スタンプをリリースしたてでこの話をすると『いかにも宣伝』っぽすぎてなんだか抵抗があるし。
……あのいえその、あんなに露骨にリンクのせて宣伝しといて今さら何を言うか、という話なのですが…………。

ノープランで発信を始めるとこういうことになるわけだけどその場の勢いも大事にしたいもんで、まあそれもアリかとは思っているのですけれども。

おっと、キーワードが出てきたところでタイトル回収～。
大事にしたいこと。
たいせつにしたいこと。

うん。いくつもあります。

自分自身。家族。友人。仲間。いのち。歌。音楽。ものを書くこと。思い出。学び。表現。食事。環境。貢献。平和。動物。娯楽。著作権。健康で文化的なちょっと余裕のある生活。ほかにもいろいろ、いろいろ。

最近、欲張ってもいいのだと自分に言い聞かせています。

ここ数年……『かくれペットロス』に気づいたあとの私のテーマは『自分を受け容れる』『自分にやさしくする』です。

正直、先のリストに『自分自身』をしょっぱなに書くのは勇気が要ります。順不同または状況に応じて変動するものだとしても。

でも、長年に渡って自分をおさえて周囲の調和を優先してきた(……と、自分では思っていた)私が、今こうしてひとり暮らしできていること、アラフォーOLでなくなろうとしていることこそが、自分にやさしくしよう、自分自身をたいせつにしようと思った結果なので、これは外せないどころかランクの上位に入ってくるのです。

そうでなければ、今ここでnoteを書いてなかっただろうな～と思うのです。

あってはいけないことですが、たとえば今、飛行機に乗っているとします。

右隣には幼い娘(リアルで子供産んだことはありませんが)、左隣には足の悪い母が座って、どちらもぐっすり眠っています。

突然機体がトラブルを起こして、緊急用の酸素マスクが降りてきましたが、ふたりともまだ眠っています。

さて、最初に誰に、酸素マスクをつけますか？

正解は、『自分自身』。

酸素が薄い場所では驚くほど即座に意識が途絶えるのだそうで(最悪十数秒)、まず即座に動ける自分自身の安全を確保してから、他のふたりにマスクを装着するのが最善となります。

私なら自分にマスクをつけたあとで、娘にマスクを着けつつ母親を蹴飛ばして起こそうとするでしょう。

自分を二の次にして娘にマスクを着けようとして、娘がむずがってすぐにつけられなかったら？　母を起こそうとしてなかなか起きなかったら？　起きてもパニックになったとしたら？　マスクなしで呼吸できる高度まで飛行機がなかなか降りられなかったら？

そうこうしている間に十数秒、がんばっても二十秒弱。

私の意識が落ちたら、混乱する状況の中、誰が幼い娘や足の悪い母の面倒をみてくれるでしょうか。

日本では自己犠牲や滅私奉公の精神を良しとする風潮が根強いですが、誰かのケアをしたければしたいほど、ケアの主体者となる人、つまり『自分自身』の健康、安心・安全がたいせつだと、いろいろな学びの中で腑におちてきました。

『他人の不幸の上に、自分の幸福を築いてはならない』……そう言われて育ってきた私にはなかなかハードルの高いことでしたが、意図的に誰かを陥れたり騙したり何かを盗ったりするのでなければOK！ということもわかってきました。

そして、自分自身をたいせつにする練習をする中で、『自分が自分にしかできない自分自身の人生を生きることが、ほかの誰かのためにもなる』というキーワードが私の中に入ってきました。

私にとっては背中を押してくれる、とても勇気の出る言葉です。