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双極性障害を抱える人を助けてほしい。周りの人のフォローの大切さ

こんにちは、みなみんです^ ^

年度が変わり、1ヶ月が経ちました。

昨年8月に双極性障害と診断され休職せざるを得なかった私ですが、1月に復帰し、3月からは正規職員として再び働かせてもらえることになりました。

そんな私ですが、ここのところはとても調子が良く。

自分的にはとても良く落ち着いているなあと感じます^ ^

職場の人たちは相変わらず、とても気を遣ってくれて、色々フォローしてくれます。

家族にもとても感謝しています。

わたしは、職場の人たちの、友人にも家族にもとても恵まれていました。

悪くいう人なんていなくて。

職場のみんながいなかったら、仕事を辞める選択をしていたかもしれないし、友人や家族がいなかったら、生活すらしていけなかったです。

そう考えると、双極性障害をかかえるひとにとって、家族や友人はとても大切な存在なんです。

そこで今回は、最近改めて感じている、病気になった時の、周囲の人のフォローの大切さについて話していきたいと思います。

何もしたくない、一人で生きられないけど、一人になりたい、鬱期

うつ状態になった時って、人と関わりたくないなと思うことがありました。

そもそも、話したくないし、鬱に向き合うことにエネルギーを費やしているので、家事とか人間関係に対して、エネルギーを使うことができません。

鬱の人のTwitterを見てると、お風呂と戦ってくるみたいなコメントを見かけますが、本当にその通りで。

お風呂どころか歯を磨くのだってなんなら息するのだって大変なんです。笑

普段ならなんてことないことにも、持てる力を全て使って取り組まなければいけない。でもそんなエネルギーすらない。

そんな感じです。

だから、一人で生きていくことって本当に大変なんです。

でも、人となんて話したくない。

今ならわがままだなーーって笑って言えますが、当時は本当に話したくないし、むしろ話せなくて。

だから、人によってはそんなダラダラして人ともろくに話さないで。とか感じてしまう第三者もいると思います。

でも、鬱の人はそうなりたくてなっているわけじゃなくて。

早く治したい。人とは話さなきゃって常識的なことだって考えてます。

でも、それができないから余計、自己嫌悪に陥ってしまうんです。

なので、そんな時一緒に住んでいる人が、理解して、こちらのペースに合わせてくれたら本当に安心できるんです。

むやみに話しかけて返事を期待しないでほしい

とてもとても思うのがこれです。

人と関わる時って、人の方を向いて、なんなら目を見て、相手に嫌な思いさせないような伝え方をしなくてはならない。

いつもは無意識にやっていることでも、よく考えるととても高度に複数のことを処理しています。

それって、病気の時にはとても辛いことなんです。

話している内容に意識を持っていくるも辛いし、考え口を動かすことも大変。

傷つけないように相手に気を使うのにも必死。

そして、話をしていて普段は気にならないようなことで、とても傷ついてしまう時があります。

だから私も、人と話せないし、話すのは怖いなと鬱期は思っていました。だから、部屋に閉じこもっていた。!

でも、鬱期に一人になるのって実はあまり良くなくて。

病院でも誰かと一緒にいた方がいいよ。って言われました。

だから、一緒にしてほしいけど、あまり話したくないから話しかけないでほしい。これが本音でした。

そして、私の家族はそうやって接してくれた。

安心してリビングにいられました。

時には泣いたり感傷的になっている私を見てもその時は何も言わずに調子の良さそうな時に話しかけてくれることが本当に嬉しかったです^ ^

きっと、家族は色々話したかったと思います。

それでも、私の心地よいを優先して考えてくれました。

一切話をしなくても、同じ空間にいてくれる。

それって鬱期の私には救いでした。


鬱の人って1人になると色々考えちゃうんです。そうわかっているのに、1人がいいなって思うのにも理由がちゃんとあるんです。

ただでさえ鬱期というしんどい時期にいるのに、人間関係で気を遣っている余裕なんてなくって。

人との会話で疲れたくも傷つきたくもないんです。

私は今、寛解という躁状態でも鬱状態でもない、自分的には落ち着いた状態でこの記事を書いています。

だから、客観的に書けるんですが、鬱期の時に同じ記事を書こうものなら、もっとおどろおどろしくなると思います。笑

そのくらい、鬱期は自分なんだけど、自分じゃなくなるんです。考え方や性格も全て変わったように自分でも感じるので、何が起こってるかわからない第三者は、余計混乱すると思います。

そういうのもあって余計にギクシャクした人間関係になってしまいがちだと思います。

鬱期の人にそれまでできてたことを求めるのは無理です。諦めてほしい。笑

でも、離れないであげてほしい。鬱期から自然と抜け出す時が来るんです。そうすれば以前と全く同じようにはできなくても、自分で色んなことができるように戻ります。

過度に気を遣うというよりは、手助けは家事とか鬱期の人が生きていけるように支えてあげる方向にして、あまり口に出したりはしないようにしてあげてほしいです。

その人の鬱期との向き合い方をあなたが理解しているなら、そのペースも掴めると思います。

そうであれば、鬱期の人を傷つけずにあなた自身も傷付かずに支えられるんだと思います。

でも、あなたが大切な人の鬱状態を知らないのであれば、家事とかしてあげて、話しかけずでもそばにいてあげる。そうやって支えてあげてください^ ^

服薬だけは、しっちりと

ひとつだけ、鬱期にはライフスタイルが崩れがちです。

睡眠障害もそうだけど、色んなことを行動に移すことがとても難しくなるためです。

色々考えるけど、結果できないこともとても多いです。

それでも、服薬だけは、厳しくしないといけません。

双極性障害の人にとって、感情をコントロールする手段である薬は毎日決まった量を決まった時間に飲む必要があります。

睡眠薬にも決まった量があります。眠れないからといって多めに飲んでいいわけではありません。

鬱状態にある人と、薬を確認する約束だけはしてください。他のことは優しく見守っても、薬だけは厳しくしてほしいです。

それは躁状態の時でも同じです。

躁状態だと、もう自分は薬いらないと言って薬を服薬せず、結果感情のコントロールができず、再度鬱状態になってしまう人も多いと聞きます。

なので、周りの人には、鬱状態の時と同様躁状態であっても見守って欲しいです。

躁状態は、自分でもとても楽しく生活できるので、無敵状態です。笑

でも、そんな時間にも終わりは必ずあって。

躁状態が終われば鬱状態が待っています。

これは、本当に怖いです。笑

でも、躁状態も自分だけでコントロールは難しいので、あなたの手助けが必要となります。

躁状態であっても、鬱状態であっても、服薬を決めるのは医師であり本人であってはいけません。

他の自由は与えてほしいけど、そこだけは自由にしてはいけないと、病気を通して考えています。

まとめ

さて、今回は双極性障害を抱えている人にとって周囲の人のフォローがどれだけ大切なのかを書かせてもらいました

・人と話したくないけど、1人だと悪化の一途を辿ってしまう鬱期。何も話さずにただそばにいてあげよう
・鬱状態の人が生きられるように家事はやってあげてほしいけど、他はそっとしてあげよう。
・躁状態、鬱状態共に服薬だけは厳しく伝えてほしい

あなたの周りに双極性障害の人がいるなら、その人が生きやすいように支えてあげてほしいです。でも、一番は理解するところから始めてみてください^ ^

みなみでした。

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