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7ORDER 『NEW SINGLE RELEASE TOUR 2024』

 7月18日、福岡昼公演に行ってきた。


 開演前の注意喚起アナウンスは、このツアーに参加していない、阿部顕嵐くんによるものだった。立川の時から影アナは顕嵐くんとわかっていたけれど、福岡のそれは捧腹絶倒ものだった。

Welcome to 7ORDER New Single Tour 2024(めっちゃ低く太い声で)
ご来場いただき誠にありがとうございます(ここから爽やかに)
皆さんにお願いがございます(ここまでは普通)

ここから方言全開バージョンが始まる。

録画録音はお願いやけんせんとってね!
携帯電話等の音の鳴る機器の電源は切っとってくれたらばり嬉しい。
ばり嬉しい。(なぜか2回繰り返した)
誘導灯は消灯するけん。非常時は係員が誘導するけん安心しとってね!
あと一つ。「おっとっと、取っといてって言っとったのになんで取っといてくれんかった、、、」(有名な言い回しなのかな。「おっとっと」を取っておいてって言ったのに、なんで取っておいてくれなかったの?みたいな意味だと思うがとっとっと早すぎて聞き取れない)
あと3分で始まるばい。
お早めに席に戻ってこんねー!
皆さん、盛りあがる準備はできとっとね?
もう一回!
盛りあがる準備はできとっとね?
”よか〜”(情感たっぷり)
みんな、すいとーよ!
始まるばい。
みんなで、盛り上がっていくばい!
Enjoy!(かっこいい)

 雷鳴。からの着信を知らせる通知音が鳴る。
”Hello,thank you for calling.”みたいなことを誰かが言っている。
”Hi,・・・・・”
”I say yes."とかなんとか答えている。諸星くんの声かな?って思う部分もあった。

 5ORDERの登場である。ステージに5人。やっぱり寂しいな、と思う。

☆But(裏)ダンスバージョン
  みんななんて軽い動きなんだ。羽生えてんのか?ところで真田くんの透明感ある歌声とラップかっこよすぎなんだけど助けて。1曲目で無事死亡。

☆Power
 真田くんがダンスしながらセンターインしてくるところで往年の熊川哲也さんかよ(見たことないけど)と思うほどの飛躍、ハイジャンプを魅せる。やだめっちゃかっこいい。どうしよう。心臓が鳴りやまない。

☆MC
安井「7ORDER初のリリースライブにお越しいただきありがとうございます!めちゃくちゃ久しぶりに来ましたよ福岡。いやそうでもないか。去年来たか!」
長妻「ちなみに僕はめっちゃ来てますから。」

☆安井くんによるメンバー紹介。
ドラム:萩ちゃん
ギター:
今年から「さなっぴー」になったと紹介してくれる。
※しかし「さなっぴー」の表記は「SANAPY」である。どこに「ッ」の要素があるのだろう。不思議。
キーボード:ながつ
サックスandボーカル:もろ
謙太郎でーす!

☆BOW!!
 Wow Wow Wow  真田くんかっこいい。

☆SUMMER様様
 ここで軽い事件が。二番でも「限界だよ!」と言ってしまう長妻くん。「あ、間違えちゃった。」「ごめんなさい。ごめんなさーい!」と曲中に謝る。

 曲終わりで安井くんが「ざわついてるよ、ながつ」と指摘する。
長妻「TikTokで、「限界だよ!」「感じたいよ!」めっちゃ練習してる動画があるので、それをぜひ見てから今日の事を思い出してください!」
と、ここで再現が始まり、その部分の手前からキーボードを弾いてくれて、「感じたいよ!」
長妻「ですよ。本当はね。」
諸星「おれ、間違えるのかと思った。」
長妻「あれ、間違えるつもりでやったのに。ごめんなさーい。」
間違える再現をしていたのに、今度は間違えて正しく歌っちゃったらしい。
長妻「盛り上がってるかーい!ということで許していただきたい!」

安井「今回のツアーで新曲を作ってきちゃいました。会社を発表したので、せっかくなら社歌を作ろうと。」
諸星「釈迦でぇ~す」(何回か言ってた気がする)
安井「簡単な振りがあります。Lを作って、指差し、胸、頭でパンパン。」
 振付の練習あり。

☆社歌”LUCKY ME”

日替わりの言いたいことがあるメンバーは長妻くんで、「福岡、可愛い可愛いって聞いてたけど、みんな可愛すぎじゃねぇかよーーー!!」

☆Sabãoflower
 真田くん作詞作曲の7ORDER初のシングル曲。アレンジを変えてずっと歌い繋いできた大切な曲。いやぁ、真田くんかっこいいなと見ていたら、安井くんが「いつも誰かの顔色・・・」といきなり二番の歌詞から歌い始めちゃった。

☆シャングリラ(チャットモンチー カバー)
 良い曲だよね。ところで真田くんがかっこよすぎる。

☆MC
 グッズのネックストラップの紹介。
真田「これ、フェスに間に合えば良かったね~」
 ラッキーフェスの話。
 どこから来たのか挙手アンケート。真田くんはとっとと捌けている。
「ラッキーフェスめっちゃ晴れたよな」の話の後、萩安が捌ける。
 長妻くんが福岡にめっちゃ来る話。熊本の「瀬高」と福岡の「片瀬」(だったかな)がごちゃごちゃになったお話を熱弁してくれているところで、安井くんが戻ってくる。
諸星「お前のトークが不安すぎて、けんちゃん急いで帰ってきちゃった。タッチアンドゴーで帰ってきた。」
安井「俺もあんなに歌ってるSabãoflowerが、ふわふわでわかんなくなっちゃった。二番歌っちゃった。」
諸星「一番から顔色うかがってたよ。」
萩谷「今回パートもいろいろ変わったからね。」
長妻「またいろんな7ORDERが見れますね。」
安井「(メンバーを見渡し)なんか、少ないよな。少な、って思うのよ」(それ、ほんと思う。)
萩谷「開演前の顕嵐のアナウンス、めっちゃ面白かった。」
安井「”よか〜。”めっちゃ面白かった。」
萩谷「あれやばいよね」
安井「あれ合ってた?”よか〜。”(客席に問う)」
 安井くんが何回も「よか〜」言うから笑った。
会場「上手だったー!」
安井「上手だったんだ。いや絶対そんな事ない。(信じてない)」
安井「福岡ってマイナスなこと言われる事ないよね。俺とか、横浜は、調子に乗ってる、軽い感じとかめっちゃ言われる。」
ここで真田くんが、「MBTI討論者?だから仕方ない。」(みたいなことを言った気がする。)
 ~ここから真田劇場が開幕~
安井「さなぴーがMBTIの話をめっちゃするの。」
諸星「真田がMBTIを信じまくってる。」
長妻「さなぴーはなんなの?って聞いたら、「俺は主人公!」」
諸星「主人公言いたいだけじゃねーか。」
安井「MBTI知ってる?知らない人も居るよね?説明したほうがいいんじゃない?」
真田「いや、みんな結構やってるよね?MBTIっていうのは、性格診断です。今はもう入社試験でも取り入れられてる、、、(止まらないトーク)」
安井「スッゲー喋るじゃん。クロちゃんにも胡散臭いって言われてた。」
安井「MBTIやったことある人ー?」
 結構な人数の手が挙がる。
真田「俺いろんな人に聞いてるけど、まだエンターテイナーに会ったことがない。」
 会場に聞いてみると、案外居ることに驚くさなっぴー。
真田「エンターテイナーは、アニメで言うと、ルフィみたいな人」
諸星・長妻「最強じゃん」
安井「(会場に)友達のはきく?それで友達選ぶの?先入観入っちゃわない?」
真田「そういうのはないけど、俺は”I”と”E”は気にしますよ。」
安井「ちょっと、説明してもらっていいですか?」
 真田くんが立ち上がり、説明しながらステージを歩き出すと、メンバーから途端に「うさん臭いぞー!」の掛け声がかかる。
真田「”I”と”E”がありまして、”E”は外交的で、営業職が向いてます。”I”は細かい作業が得意なので、あなた!エンジニアに向いています。」
 説明の間ピンスポが当たっていることに気付くと、すかさず「俺、主人公!」と自分を指差す真田くんに客席から拍手が沸き起こる。
安井「ところで自分が主人公ってわかって、嬉しかった?」
真田「ほぉぉぉぉ〜ん、と思った。」
 この「ほぉぉぉぉ〜ん」はなかなか言葉で表現しずらい。味わい深い「ほ~ん」だった。
 真田くんに言われて昨日診断してみた萩れお。
真田「みんな、推しの知りたいよね?」
会場「知りたーい!」
 別に、普通だよね?なことを言いあう萩れお。
長妻「俺は、運動家だった。」
 言いながらちょっと会場の反応を気にしている。
萩谷「俺も主人公だった。」(さなぴーと一緒だったからか言いづらそう)
諸星「俺も運動家。」
 なんと5人全員がEタイプ。
 こういう、MBTIに拘る真田くんは非常に女性的で、長妻萩谷諸星の、なにそれそんなのどうでもよくない?興味ない3人が対照的に男の子男の子して見えた。
 昨日は萩れおでサウナへ行き、就寝は2時になったという。

☆F
 普段はバンド曲で聴かせてくれる曲をダンスバージョンで披露してくれる。真田くんが途中で「HEY!HEY!HEY!」いっぱい言って盛り上げてくれた。本当に渋い美声なんで、「HEY!HEY!」言ってるだけでめちゃくちゃかっこいいのである。

☆aigre-doux
 真田くんはバックダンサー。かっこいい。

☆日替わりコーナー
 同大学出身3人(真田萩谷憲人(真田くんのお友達助っ人ベーシスト))で構成されたスリーピースバンドで「タイムトラベラー」

 出だしの真田くんの「ヘーイ」で死んだ。真田くんボーカルのスリーピース控えめに言って最高なんですけどーー!!!キャーキャーもう今日だけで何回殺されているんだ私は。
 演奏後最後の「ありがとうございました!」が礼儀正しすぎだし、さらにフランクに「ありがとぅ!」重ねてきて今度は爽やかすぎて無事死亡。

 ここで長妻くんが出てきて、萩谷「ここからはながつと俺で。」長妻くんが「俺が間違えた理由はこれ」と長い長い譜面をダラーンと垂らして見せてくれる。真田くんが「あの曲が聞けちゃうんじゃないの?」と謎めいたことを言いながら捌ける。

 真田くんの29才誕生日のお祝いに、萩ちゃん作曲、メンバーで作詞してサプライズでプレゼントしてくれた曲「ソラノイロ」。真田くんもとっても嬉しそうだった。「ドラえもんの主題歌みたい」って形容したあの曲。

美勇人くんもいる。7ORDERの素敵が詰まったアットホームで泣ける動画。ちなみにこの頃くらいの髪の長さが好きです真田くんへ。

 満を辞してステージで披露される。長妻くんの伴奏。萩ちゃんは椅子に腰掛けスタイルで歌い出す。萩ちゃんの、長妻くんを見つめる、温かく優しい眼差し。どっかで見た光景。今日の萩ちゃんは美声と同様肌も陶器のようにツルツルピカピカに輝いている。途中からドラムを演奏し、他のメンバーも登場して一緒に歌う。
 誕生日に曲をプレゼントされるって最高だろうな。そして改めて素敵な曲だったことに気付く。
 曲終わり、萩れおがハグして称えあってて素敵な光景でした。

☆Love shower
 
安井「みんなのところに会いに行っちゃおうかな」    
 神が地上に降臨しました。あわわわわわわ。真田くんが客席に降り賜わります。しかもファンサをくださる夢のような時間。一生あわわわわわわわわわと泡吹きながら「ンラ、ラ、ラ、ラ、愛のシャワー」ノリノリで横揺れしている間に神はいつの間にか軽々とステージにお戻りになっておられました。庶民と戯れる夢のような時間は一瞬で過ぎ去ります。締めに真田くんの高らかな「ありがとう!」の声が会場中に響き渡りました。

☆What you got
 美勇人くんの主演舞台の劇中歌用に作られた曲。ライブでは落ちサビをあらみゅが担当していました。あらみゅにしか表現できない空気感を思い出しては、今日ここに2人が居ないことを改めて寂しく感じてしまいます。

☆27
 前奏が流れ始めると、楽しかったライブももうすぐ終わっちゃうんだなと気付かされる、ライブ締めに出現率が高い曲。真田くん作詞作曲の、真田くんの主演舞台で『一度聴いたら洗脳されるとまで言われて恐れられた悪魔の曲』として披露された曲です。「心を騙して強がってきた けど変わりたいと思った 自分を好きになるよ」真田くんの歌うパートに毎回涙ぐんでしまう。胸に染み入る曲です。

 ああ、公演もあと一曲で終わってしまう。

☆But(表)
 バンドバージョンで明るく締めるのはいいね。

☆最後の挨拶
長妻「皆さんの温かさに感動している。僕も頑張って成長していくんで、皆さんに応援してもらえる人になりたい。これからも頑張っていきます。」
萩ちゃんの挨拶、ごめんなさい、よく覚えてない。
諸星「最近フェスに出させてもらってるけど、皆さんが居てくれるから僕らも挑戦できます。おれらももかっこよくなるし、皆さんもぜひかっこよく可愛くなって一緒に頑張っていきましょう。」
真田「今日は平日なんですよ。平日なのにこんなに来てくれてありがとうございます。ありがとね。本当に嬉しいです。皆さんとライブすることが幸せです。」
安井「一人一人の顔がはっきり見える会場でちょっと緊張しました。」

 リリースツアーは、アンコールがない。

 下手袖に捌けていくメンバー。真田くんが「ありがとう」「ありがとうございました」何度も言ってくれる。上手位置でギター弾いていた真田くんが、最後に捌けていくという珍しい光景。「声がそのまま聞こえちゃうね!」真田くんの爽やかイケボな地声がよく通る。気持ちの良いラストでした。


 リリースツアーはすべて平日に開催されるため、関東以外の地方公演に行くなら会社を休まなければならない。社会人一年生、休みたいなんてなかなか言い出せない。とりあえず抽選の申し込みだけして、当たった時に考えようと地方公演に挑んでみたら、福岡の昼公演だけ当選した。

 未熟な自分が、「ライブに行く」こんな私的すぎる理由で入社したばかりの会社を休んでいいものか。4月から一度も病欠さえしていない。こんな事当たり前かもしれないけれど、ゆるだるの大学生活から一転した規則正しい毎日にストレスは溜まっている。会社では常に緊張の連続、慣れない中どうにか頑張って過ごしている。せっかく当選したのだし、ここらで一日くらいご褒美休みを取ってもいいのではないか。そんな理由を付けて、だいぶ思い切って有休を申し出た。

 まずは指導社員に相談してみた。すると、「遠慮することないよ!どんどん取りなよ!」なんつってすんなり快く送り出してくれた。っていうか「その日、私も休む!」と先輩まで休みを取ることにり、先輩は翌日も休みを取り週末を合わせて連休にしていた。先輩、もしかして私の指導があるから今まで休み取りづらかったんすか?そうだったら申し訳ない。
 とりあえず先輩は入ったばかりの後輩が私的都合で休むことをなんとも思っていないようだし、有休はある程度好きな時に取れるようだということがわかってホッとした。

 日帰りで忙しくはあるが、私は堂々と会社を休み、飛行機で片道約2時間かけて福岡まで7ORDERに会いに行った。美勇人くんが去って以来少々熱が落ちている自覚があったが、一たびツアーが始まったらそんな気持ちも吹っ飛んでしまう。立川夜公演に続き参加できる貴重なライブ。

 記憶も新しいうちに福岡公演の模様を振り返ってみた。


 帰りの飛行機の中、一抹の寂しさが襲うが、何度も何度も思い出して記憶を心に記録する。真田くんが今日も特別にかっこよかった。ていうか、改めて真田くんしか見てないな、自分。

 私は、真田くんの魅力は人間味溢れるところだと思っている。

頭をブンブン振って気持ちよさそうに流れる汗を発散させる真田くん。
メンバーの動きを優しい眼差しで見守る真田くん。
テンションがあがってジャンプする真田くん。
ノリノリで顎でリズムを刻む真田くん。
何度も「ありがとう!」と伝えてくれる真田くん。
ファンの気持ちに寄り添ってくれる真田くん。
客席を隅々まで見渡す真田くん。
澄んだまっすぐな瞳の真田くん。
泣いてるみたいな涙目の真田くん。
繊細な真田くん。豪快な真田くん。

 今日も素敵なところをたくさん見せてくれました。

 ちなみにMBTIであるが、私は流行り始め早々に友達といっしょに診断し「指揮官」という結果だった。なんとなくこの結果に納得いかなくて、何回かこっそり1人で試し、だいぶん嘘つきながら診断してみても覆ることなくENTJだった。ENTJって、MBTI診断で嫌われるランキング1位らしい。以来その話題には自分から触れないし、あんまり言わないようにしている。


【後記】
後日、福岡公演後5人で食事会をしている模様がYouTubeにアップされた。その中で、昼公演が終わった後反省会をしたという発言があった。
(え?大反省する内容だったの?昼はグダグダだったの?夜は気合い入れ直したの?そんな反省する内容の公演見て満足してたのか)
と少し残念な気持ちになった。

こういうこと、ちょいちょいある。