森田美勇人さんに捧ぐ
気付けば美勇人くんの記事を連投している。
不思議だ。あの発表の前からすでに2回続けて投稿していたことが。何か虫の知らせでもあったのかな。でもキリのいいこの7回目で終わりにします。
私「オレンジスパイニクラブ」通称オレスパの楽曲が好きなんです。実は7ORDERと同じくらい聴いています。メンバーも、美勇人くんと同世代です。懐かしいサウンドと、クソほど後ろ向きな歌詞がハマります。
何で突然こんな話をするかというと、オレスパのドラムのゆりとさん、2017年4月に一度脱退してるんですよね。
しかも、「出家します」って。
送る側の言葉も、「じゃあね、ゆりと」って。
ラフすぎるよね。しかも【悲報】って。
【悲報】
3月27日の池袋admのライブを最後にドラムのゆりとが脱退します。
急な報告になってすみません。
ゆりとからの一言。
「出家します。」
じゃあね、ゆりと
でね、翌年の9月に再加入するんです。
その間ライブはサポートメンバーでしのいで。
意外と、バンドマンってそういうの、あるんですかね。だってアーティストって気分屋じゃないとある意味出来ない仕事じゃないですか。出家からだって戻って来れるんですから。いや出家なんて実際してるわけなくて、そんな詳細な事情いちいち説明する必要もないんですよ。
美勇人くんもこれくらい軽く笑いながら送り出してあげられてたらな。美勇人くんが「脱退」というパワーワードをあえて使ったのは、周りが諦め切れず温かいからこそ、その気持ちに答えられない苦しさゆえきっぱりその可能性を否定したかったのでしょう。美勇人くんは、嘘の付けない不器用な人で、非難も覚悟の発表だったのだと思います。
"ほとんどの人が手をつけなかった
バンドとダンスを両方やるという形を
唯一体現したグループ"
でも、です。美勇人さん自身が言っている。バンドとダンスを両方やるのは唯一7ORDERしか居ないし、ダンスとベースとラップを体現できる人はあなた以外に居ません。
最後の最後までアーティストとクリエイターの両立を頑張ってくれてありがとう。あの再始動したつながるイベントから、今までをエンドレスに繰り返したいくらい幸せな時間をありがとう。
美勇人さんの思い描いた活動が十分に出来るようになったら、また仲間と楽器を手にしたくなる日が来るかな。美勇人さんと6人が横一列に並ぶ景色がまた見たい。夢の続きを見せてもらえたらなという夢を見たいと思います。
ふと音楽をやりたくなったら、いつでもふらっと現れてください。美勇人さんのペースで。疲れたら戦友でありどんな時も味方である6人に頼ってください。本物の家族と同じくらいの愛情であなたを見守っていると思います。
構えず気軽に楽しさを追求してください。