森田美勇人さんへ

7ORDERから離れた今、どんな気分ですか?
重い荷物を下ろした解放感に浸っていますか?自由を満喫していますか?ワクワクしていますか?
SNSのプロフィールからグループ名を一字ずつ削除していくとき、一抹の寂しさを覚えませんでしたか?

「7ORDER」は、あなたの足枷になっていたのでしょうか。
メジャーデビュー後、周りがこれからの活動に胸躍らせる中、あなたの目には魅力的な場所に映らなかったのでしょうか。

思えば、あなたはいつも出ていく側でしたね。
どこへ行っても人気者のあなたは、それでも2年もの長い間、葛藤してくれたのですね。そして、残された人生を、自分の気持ちに正直に生きるため、たった1人で去ることを決めたのですね。

7人の間で実際にどのような契約をしていたのかわかりません。
でもわざわざ再結集したのですから、この先末永く共に人生を歩むことを誓ったものと想像していました。その絆があまりに儚いものだったことに驚きを隠せません。

あなたの居ない7ORDERは想像できないです。それだけあなたは大きな存在でした。

あなたはその他大勢になんてなれない方です。
名前だけでなく、その顔やスタイル、何をとっても何をやっても絶対に頭ひとつ抜けて目立ってしまう、どこに居ても必ず脚光を浴びてしまう人だと思います。
そんな天賦の才を持つ自覚があるからこそ、芸能界で、スポットライトの下で生きていく覚悟を決めているのだと思っていました。
この先あなたの名前を目にする日が必ず来るでしょう。
その名前の後ろに、「(7ORDER)」があって欲しかった。
力強い仲間を支えに、世のため人のために活躍してほしかったです。6人のそばであなたがやりたい事をのびのびとしてほしかったです。

お別れがあまりにつらいと、それなら出会わなければ良かったと思ってしまいますが、あなたの功績に感謝し絶対に忘れません。

最後に、これだけはお願いします。帰ってくる選択肢は絶対に捨てないでください。
心を広く逞しく成長させ、いつまでも待っています。