人は理論では動かない。では何で動く?
ハイサイ 本日は人間の行動に着目したビジネスのやり方について書いていきます。本日のテーマは、人間の行動と感情の関係となっています。
このことはMUPカレッジの校長先生である竹花さんが教えてくれた超優良級の内容となっていますので、目を通してみてもよいかもしれません。
人間が行動を起こすときの原動力は何か?
”ズバリ、人間は感情が動かされたときに新たな一歩を踏み出す”
ということです。
人間は理論だけを並べられて説得されても自分の心(感情)が動かなかった時には行動に移しません。
つまり、人間の行動はいつも感情に左右されているのです。
例えば、お店で自分の好きなキャラクターの商品が売っているとします。その横には全く同じ用途で使う商品が安い価格で売られています。しかし、自分の好きなキャラの商品を選んでしまいます。これは、このキャラクターが好きということからその行動を生み出したということになります。
ちなみに、哲学者であるデカルトも行動は感情が生み出すとしています。
感情を動かすビジネス施策とは
この感情が行動を動かすという仕組みを使ったビジネス施策は何があるでしょうか?
商品を売るための広告の文章やPOPに書く言葉にもこのことを応用した施策を施すことが可能です。
ここで一つ例を出します。
カメラを売る家電量販店で「今おすすめの商品です!」というポップと 「あと何度、集まれるか?」の2つのポップがあります。
あなたならどちらが目に留まりますか?
私は2番目のポップに注目しました。
この2つのポップでは、1つ目のポップでの人間のアクション率が0.2%であり、2番目が3%のアクション率でした。なんと15倍の差が付きました。15倍となると売り上げにも相当な違いが生まれてきますね
では、なぜ二番目のポップのアクション率がこんなにも高かったのでしょうか?
人間の感情に響く文章とは
二番目のポップにアクション率が高いのは、人間の感情に訴えている文章構成になっているからなのです。
「あと何度家族と集まれるだろうか?」の文章は自分の家族がいつまで生きているかわからない とPOPを見てくれた人の感情に訴えかける文章になっています。
この感情を動かす文章が行動を生み出し、アクション率を上げているのです
本日はここまでとします。次は、人を動かす施策の作り方について書いていきます!
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