ひさしぶりに聴く曲にはその当時の私が潜んでいる


当時の私を吸収している曲はそう多くはない。

同じ曲を永遠にリピートすることで、感情移入が過ぎてしまう。そういう現象。

その中の1曲を共有してみる。

「二度と来ない朝」by ぼくのりりっくのぼうよみ



2018年かな、ぼくりりくんが人間を辞職したあたりからより一層聴くようになって、アルバム「没落」のなかで一番全身に浸透したのがこの曲だった。

一人称が「私」だったこと、「尊厳が足りない」このフレーズと曲の入りのフルートのような音、そして少し気怠さを帯びたドラム

そんな要素を含むこの曲、異常に惹かれたことを覚えている。


察することはできるだろうが、精神状態は健康的ではなかった。


そんな曲をなんで今聴いているのか、想像に難くない。


見事にコロナに侵食されている、今日この頃。


そういう、明るくない現状を共有するのはどうかとも思うが

これを何かの拍子に読んだ時、あぁ、みんなそれなりにキてるな。

って思ってもらえれば、それで良いです。


深呼吸。


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