僕の死への恐怖は中学生になり性意識を得るまで続いた。女子に興味を抱くようになると今度は寝るのが楽しくなった。「今夜は蚤になってAさんの布団に忍び込もう」等と妄想をした。性が死を追いやったのだ。
(現代美術作家・山田彊一氏、7/6/2021、東京新聞「僕と妖怪」)
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