「とまどい」の国 (A mazing Thailand) タイランド

これは、1913年の私のタイ旅行での経験です。日記帳をめくっていたらで出て来たので転載しておきます。

ホテルのリムジンが来ない!
予定より30分早くスワンナプーミ空港に着いた。
約束の時間は5時、場所は3階。
僕は数日前にインターネットで空港からドュシタニ・パタヤ・ホテルまでの送迎を頼んでいた。
僕の名前とホテルの名前を書いたプラカードを持って誰かが待っていてくれると思っていた。
しかし時間までに誰も現れなかった、僕はずっと待った、30分以上も。
その間、会合場所の近くの公衆電話を使って2度もホテルに電話した。
最初に電話したのは5時ぐらいで、ホテルの人は、そこで待っていてくださいと言った。
5時30分にでんわしたら、「あなたは予約していません」と言った。
何という不運!
たまたま会合場所でドュシタニ・パタヤ・ホテルのスタッフを見つけたので、リムジンサービスが付いていると書いてあるホテルのバウチャーを見せた。
彼女は自動車を手配してくれたが、それはホテルのインターネットのページに載っていたニッサン・ティアナではなかった。
ぼくは「僕のリクエストは通っていなかったんですか?」と聞いた。
彼女は僕の質問には答えず「5分間待ってください」と言った。
しかし、僕は「ここは日本じゃない、タイなんだ、送迎してもらえただけで良しとしなけりゃ」と、考えた。
ホテルに着いたのは7時30分だった。7時30分に閉まってしまうカクテル・タイムが使えないんじゃないかと心配だった。
結局食べ物とアルコールは得られ、安全にチェックインはできた。
部屋には入るとスタッフから電話があり、「送迎代金を払うのは現金にしますか、部屋につけておきますか」と言っている。
「部屋につけておく場合は17%のサービスチャージがかかりますが」と。
「ホテルからもらったメールは送迎の3000バーツはサービスチャージも税金もかからないと書いてありましたよ、リムジンが来なかったのはあなたの責任ではないんですか?」と言いたかった。
しかし、僕は、「ここはタイなんだ」と考え直し、「すぐ8階まで伺って現金でお支払いいたします」と彼女に告げた。

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