Gogol(その名にちなんで)

ジュンパラヒリの「Gogol(その名にちなんで)」は、「ケンブリッジの病院の待合室で、アショーク・ガングリは、腰をかがめて、となりの椅子に捨てられていた一か月前のボストングローブ紙を見ている。」で始まるが、その新聞の記事に、スポック博士の若い頃の裁判記事が出てくる。
この記事は、歴史的な真実で、ネットで調べたところ:
1968年5月スポックはウィリアム・スローン・コフィンら5人とともに徴兵拒否の教唆扇動罪で起訴される。同年7月10日に有罪判決がでるも控訴で無罪となる。
と書いてあった。
ある年齢以上の人なら必ず子育ての時にお世話になった有名な育児書の著者に、若い頃そんなことがあったとは、知らなかった!
何度も改定されていった、今から見ると、問題の多い育児書だったが、日本でも、戦後の核家族の若いお父さんお母さんには頼りになる本でロングセラーを続けた。