コンテンツと紙の本

コンテンツと紙の本
僕はよくアマゾンでキンドル本をダウンロードして買って読んでいる。
僕の周りにいる人は「何でそんなに手元に残らないものにお金が出せるのか、気が知れない。」という。
「ベンジャミン・フランクリン」は「もし財布の中身を頭につぎこんだら、誰も盗むことはできない。知識への投資がいつの世でも最高の利子を生む」と言います。
An investment in knowledge always pays the best interest.
ソビエトで1930年代にスターリンが大粛清を行いました。
その時、吟遊詩人を集めて大虐殺をしています。
何故そうしたのかと言うと、スターリンは、ソビエト連邦にとっては、いくら国定教科書を作って歴史を一つに統一しようとしても、吟遊詩人たちがグルジアからバルト3国に至る国々を放浪し、各国の歴史を歌って歩く限り、統一はできない、と考えたわけです。
つまり、コンテンツとは人の頭の中に形成される無形のもので、それは誰も外部から強制的に消し去ることはできない、ということです。

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