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【コラム4】「運を上げる」ということ



周りの人から
「あの人は運が良い」
「あの人と会うと元気が出る」
と言われている人のお話しを
うかがうことがあります。

そういう人は周囲から
「成功者」と呼ばれたり
「カリスマ性がある」と評価されたり
人気が高いものです。


同じ人間なはずなのに、
どうして自分と違うのだろう
と思ったことはありませんか?


人生には運の波があります。

ずっと運の良い状態でいられれば嬉しいですが、誰にでも下降する時期がやってきます。


運の良い時は物事を積極的に考え行動することが出来ますが、
辛い時期はマイナス思考になってしまいがちだったりしますよね。


誰にでもある辛い時期。

この時期を上手に
乗り越えられる人もいれば、
上手く乗り越えることが出来ずに
長引かせてしまう人もいます。

人に好かれるタイプの人は、
明るくプラス思考です。
成功者であれ
カリスマ性がある人であれ
人気者であれ
運の波はあるのです。

ではどうして、
そこまで明るくなれるのでしょう?

また、どうしたら
マイナス思考に引っ張られずに
少しでも短い時間で
抜け出す事が出来る
のでしょう?


その一つは「志」を持つことです。
「志」を辞書で引くと
「自分の目標」であったり
「相手を思う気持ち・厚意」とあります。


このコラムではこの両方の意味を併せて
「誰かのためを思って、
または何かのためを思って持つ目標」
と定義します。

あくまでも
自分の願望のための目標ではありません。


「安全な生活のため」
「安心な世の中のため」
「たくさんの人の笑顔のため」
「健やか家族のため」
「世の中に貢献している会社のため」…
もちろんその「志」は誠実なものでなければなりません。


「志」を持っていれば
辛いことをただ辛いと感じるのではなく、
「志」のための試練と思うことが出来、
耐えていけるものです。
そして、その耐えた経験、
乗り越えた経験は人間としての成長に大切です。

自分の事では我慢出来ないけれど
誰かのためなら出来るということ
一度は経験したことがあるでしょう。


自分の目標だけでは自分の満足だけなので、
辛い時には、自分の目標を変えてしまうことで、辛い事を簡単に回避できます。

でも、そこに成長はありません。


人間として生まれてきたからには
年齢を増すと共に、
少しずつでも成長していきたいものです。


「志」を持ち、
辛いことから逃げるのではなく
乗り越えていきましょう!


乗り越えた経験が運の良い時期を伸ばし、
辛い時期を短い時間で
抜け出す事につながるのです。

そして、そうした大きな耐え忍ぶ経験が、
人としての器を大きくし、
人から信頼を得ていきます。

運を上げるということは
一生をかけて積み重ねていくもの
なのかもしれません。


自分の「志」探し。
今まで考えたことないなぁ。
自分の「志」ってなんだろう?
迷った時はカウンセラーや占い師に相談を。

(2013年5月1日著)

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