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新型コロナでアパレル企業は軒並み打撃 ラグジュアリーブランドの経営破綻はあり得るか

8月22日にBLOGSに掲載されました。

BLOGSに月に1度のペースで寄稿していますが、今までで一番苦労したお題です。

理由は簡単です。お題が「欧米ラグジュアリーブランドはコロナショックで倒産しないか?」というものでした。自分はラグジュアリーブランドの専門家ではありません。ただし、ラグジュアリーブランドの基本的なビジネスモデルは知っています。

一口に「洋服」といっても、低価格ゾーンとラグジュアリーゾーンではビジネスモデルも収益性も全く異なります。また、我が国の大手アパレルとも全く異なります。

ラグジュアリーブランドは超高価格であることは有名ですが、営業利益率も異常に高いことは専門家以外にはあまり知られていないのではないかと思います。ワールドやオンワードなど我が国の大手アパレルの営業利益率は1~3%程度、良くても5%程度です。

ファーストリテイリングは10%を越えますが、ラグジュアリーブランドは20%なんていうのはざらで、30%台、40%台というブランドも珍しくありません。

ですから営業利益率が大幅に低下したといっても、まだ17%くらいもあるのです。

なので、数カ月くらいの落ち込みでは経営の屋台骨はビクともしません。

とまあ、そんなことを何とかまとめています。

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