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コロナで大手アパレルの発注「一律●●%削減」は画餅に帰す恐れ

今年から、Zaikology News ~在庫と社会問題の接点を明らかにするメディア~に月に1回か2回寄稿するようになりました。こちらはフルカイテンという会社が運営している自社メディアです。

9月24日に

が掲載されました。まあ、正直、このタイトルは自分でつけたものではなくて、先方がつけてくれているのですが、自分のような無名の初老の名前を看板のように出しても意味がないとちょっと思ったりします(笑)。

で、今回何を書いたかはクリックをして全文をお読みいただければいいのですが、コロナ休業による在庫過多の解決策は、〇〇%増えたから〇〇%仕入れを減らせばよいというようなものではありません。

また、洋服をはじめとする物販は、目標売上高を達成するためにはその分の在庫が必要になるのです。100億円の売上高を作るためには100億円分の在庫商品が必要になるのです。メディアはこの点を理解していません。ですから、やみくもに在庫を削ればその分、売上高も減少しやすくなるのです。

アパレルの在庫過多を解決するには、どのブランドにも当てはめられるような方程式は存在しません。個々のブランドによって異なるのです。そして、個々のブランドでも商品によって削るか削らないかを分析せねばならないのです。その分析の精度をいかに向上させるかが解決策なのです。

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